山形・長井の食発掘プロジェクト2005/ブログ

経済学部経済学科中村ゼミでは、3年前より山形県長井市において、長井市役所、財団法人置賜地域地場産業振興センター、長井商工会議所などと連携し、地域経済振興の取り組みを学生を交え実施してまいりました。

 その中で、長井市で農業を営みながら30年間、活動を続けてこられたフォークグループ『影法師』と、学生たちが交流をするようになりました。『影法師』のみなさんは、地方都市に住み、働き、そこから感じたことや社会に対する怒りなどを歌詞に盛り込み、演奏を続けてこられました。こうした活動は、地域の中でも注目され、1981年には国鉄長井線の存続運動のテーマソングでマスコミにも取り上げられ、また1993年「NHK東北ふるさと賞」を受賞されました。
 昨年には、テイチク・エンターテーメントよりメジャーデビューを果たし、注目を集めております。

 今回、経済学科「まちづくり・新産業創出」の講義において、代表の遠藤孝太郎氏にゲスト講師としてお越しいただくこととしました。遠藤氏は、早くから有機農法、直販のシステムを取り入れ、従来の農政に疑問を投げかけてこられた方です。講義では、米作りの苦労や、現在の農業がおかれている状況などをお話いただく予定としております。

 講義は、10名程度の学生だけが対象であり、コンサートツアーの途中にわざわざ本学美浜キャンパスまでお越しいただくということで、お願いをして、ミニコンサート開いていただくことにいたしました。昼休みの時間を利用し、地方の経済の状況や、農業のおかれた状況を、ユニークな歌詞とフォークに乗せて、歌い上げます。

 みなさんにもぜひお聞きいただき、これからの地域経済や農業などについて、考えるきっかけにしていただければと思います。

イベント詳細HP http://mogami-river.jp/kageboushi.htm


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