naomiの写メール日記〜ブログ版〜

メモ
ウィーンにだいぶ慣れてきた今日この頃。来てすぐの時は話しかけられる事はまったくなかったのに(おもいっきり観光客オーラを発していたのだと思います。)、ここ二日は、街に出ると普通にドイツ語で話しかけられたりするようになりました。全く話せないけど…。


次第にウィーンの全貌が明らかになってきました。


まず人々は、上下関係には忠実で、基本的にいい加減。冗談が大好きで、素朴で親切です。そして集団でつるむのが基本。ホットワインとバーゲンが好き。冬でもアイスクリームを道で食べる。馬と犬が好き。ウィーンはものすごく田舎だと思っている(確かに素朴だけど、オーストリアの首都)…などなど。


ウィーンの街の特長は、歴史がある。王宮文化。建築物がすごい。イタリア人とオランダ人、日本人もやたらに多い。石畳が多い。本当に治安がよい。物価は高い。ファッションはトラディショナル。テレビ番組の制作費が明らかに節約されている。美術館やコンサートが多い、でも画材屋や楽器屋は少ない…などなど…。

そして、こちらの人々は「イマリ」を知っています。日本の焼き物の事を総称してそう呼んでいるようです。伊万里の港から輸入された食器類がハプスブルグ家の王宮コレクションにたくさんあるからです。
私もミュージアムで見ましたが、かつてオリエンタルブームがあって、伊万里まで買い付けに来ていた伯爵が破産して、差し押さえられる前に、高価なイマリは王宮に移されたのだそうです。

写真はウィーンのラッキーなシンボルのパン。豚と四つ葉のクローバーときのこはラッキーアイテムだそうです。

今日は1月2日。
ウィーンは初商いで、街をあげての大バーゲンでした。

基本的に、ウィーンは昔から物価は高いです。街は小さく、カジノがあり、海と丘のない、モナコのような所です。

普段は子供や馬や犬のしつけに厳格なウィーンの人々ですが、この日ばかりは、夫と子供を外に待たせて(寒かろう…。)、溢れんばかりの洋服や靴にたかって、床には商品がたくさん落ちています。
普段は高いイブニングドレスやコートが飛ぶように売れてゆきます。ニューイヤーズコンサートでみんなが着ていた綺麗なドレスも、こんな時に買い置きしてあったんですね。

ヨーロッパのユニクロ、Hもウィーンに出店していて(とにかく安い。海外では、私は、間に合わせの水着や羽織りものなど、ここで購入。)すかさず駆け込み、下着をたくさん購入しました。女性の方は、特にフランスに来る機会があったなら、ぜひ下着は買ってみてください。サイズも豊富だし、何より本当に動きやすいです。Hの下着はフランス指向な作りで、値段も安いのでオススメです。
ちなみにサイズ表記は日本と逆で、EUサイズが75Cだったら、Cはアンダーを指し、75はトップをさします。単位はセンチではなく、1単位がセンチより幅広くなっています。
フランスサイズ(F)は、数字の単位が違い、1単位がEUより細かくなっています。

シュテファン寺院の前では、バーゲンに興味なさげな馬達が並んでいました。目が合うと、馬もずっとこちらを目で追ってくるんですよ。かわいいですよね。
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昨晩はニューイヤーズコンサートに行ってきました。さすがに平均年齢が高く、私は女性一人で行ったので、特別に席を前にしてもらえたりしてラッキーでした。

終わってホテルに戻る為に街に出ました。
ウィーンの街は小さく、街の端から端まで15分くらいで歩けます。街のど真ん中を走るメインストリートには、ニューイヤーズを迎えるイベントで、100メートルおきにジャンル別のDJブースやライブのステージが並び、みんなストリートに溢れて踊ります。まさにドンチャン騒ぎとはこの事だと思いました。
私はラテンブースの前で踊っておしゃべりしました。街全体がクラブになるのです。ウィーンはクラシックだけではありませんでした。空には誰かが上げた花火が彩ります。爆竹の音とシュテファン大聖堂の鐘の音が混ざりあい、ドナウ運河は戦場のようです。ホットワインの香りが町中に漂っていました。

12時にはみんな大聖堂に集まり、花火の中、みんなでシャンパンのコルクを飛ばすのだそうです。私はさすがに踊り疲れ、途中リタイヤでホテルに戻り、振る舞われたシャンパンで乾杯しました。

今年も平和で素晴らしい一年になりますように。
A HAPPY NEW YEAR!!!
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今日も朝早くからごそごそ活動開始して、ウィーンの街を探検中です。

さすがは音楽の都。街の至る所でバイオリンのチューニングの音がします。私がウィーンに生まれていたら、普通にバイオリンを弾いていたに違いありません。ブラジル人がまずギターを手にするように、ウィーンではバイオリンなのでしょう。教会に行っても、カフェに行っても、昼も夜もよく演奏しています。

そして道は、必ず馬が優先。馬車の後に渋滞を作りながら、石畳にこだまする馬の足音は心地よいです。

今日は老舗カフェで、念願のザッハートルテを頂きました。写真です。クリームがどっぷりですが、空気含有率が高く、ふわふわ!
カフェといっても日本のカフェとは異質で、クロークでジャケットを預かってもらいチップを渡します。最低30分は必要です。この国では、時間の流れが馬の速度と同じ気がします。

隣の席に座った幼い子供が、靴のままソファーにあがってしまいました。すると店員のマダムは、迷いなく叱り飛ばします。それを見たお母さんは、血の気が引くくらいバシっとビンタ。お父さんは怒鳴ります。犬は子供の足台になりずっと耐えています。これがウィーン気質のようです。王宮文化国では、マナーは大事です。

時間は流れても、王宮文化はまだまだ根深く残っているのだと思いました。


今日はパリから飛行機でウィーンに移動しました。

初めて降り立ったウィーンの感想は、なんて治安がいいんだろう!という事でした。
治安のバロメーターは街の中のらくがきとゴミと警官の量と、女性の靴でおおよそ予測がつきます。
ウィーンにはらくがきがほとんどなく、道のゴミ箱の回収がしょっちゅうなので街は綺麗です。警官は一人も見ていません。
女性の靴がヒールが多いと安全な地域だと思うのですが(危ない地域でヒールを履くと、走れないので狙われるから。)、ウィーンの靴屋さんにはヒールがたくさん売っていました。


今日はニューイヤーズコンサートと同じ演目をやっていたので、ヨハンシュトラウス像の隣にあるクーアサロンで夜8時からコンサートを見に行ってきました。ヨハンシュトラウスとモーツァルトでした。オペラやバレエも付いてて、これを見ればウィーンが分かる!ような凝縮コンサートでした。
ウィーン気質とは、お酒と踊りと音楽が好きなのだと思いました。


そしてコンサートが終わった後も、なんと歩いてホテルまで帰りました。小田原でもこの時間は危ないのでタクシーを使うのに。
明日もますます楽しみです。


ホテルの部屋にいる時は、いつも民放のニュースを見ています。

大好きな朝のニュース番組があります。コーナーの間に音楽を挟むのですが、昔からあるフランス的な曲が流れています。今日は、私もHOMEでカバーしたブラッサンスの曲が流れていました。
エンディングは、番組スタッフが総出演で(ディレクターもミキサーの前で歌っている)「オー、シャンゼリーゼー」と合唱します。誰かが連れて来たレトリバーまでスタッフと踊っています。思わず微笑まずにはいられません。フランスだなぁーと思います。


そして、うれしいセンスがもうひとつ。明日とあさって(大晦日)は、サンクトペテルブルグフィルのコンサートをゴールデンタイムに放送するらしいのです。予告でユーリテミルカーノフが出ていました。(私は彼の大ファンでコンサートを見に行った。抑制のきいた彼のセンスには脱帽!)
ウィーンフィルでなく、ベルリンフィルでもなく、サンクトペテルブルグフィルを選ぶセンスが、これまたフランスだなぁと思います。日本だったら、まずない選択だと思います。


一日中、「オー、シャンゼリーゼー」という合唱が頭から離れず、歩きながら思わずくちづさんでいたのでした。



冬のモンマルトルの丘は、画家達がよく描いていた風景が、未だにほとんどそのまま残っています。


実家に冬のパリの絵が飾ってあって(もちろん本物ではない!)、私は丘からの眺めが懐かしくて、毎回ここに来る度に帰省した気分になります。馬車が車に変わりましたが、独特の空の色も枝の具合も同じです。ギャラリーをのぞくと、実家に飾ってあった絵がたくさん売っています。あれは有名なパリの絵画だったんだなぁ…と、いまさらながら知るのでした。私のフランス好きは、おそらくそれらの絵を見て育ったせいなのだと思います。

丘の公園には、たくさんの画家が出店を出していて、賑わっています。日本人の画家の方も何人かいらっしゃいました。すごいなぁ。
この辺りはユトリロやゴッホ、エリックサティまで住んでいました。
私も彼らの感じていた雰囲気を感じたくてモンマルトルに宿をとりました。すぐ近くにはムーランルージュという、フランスが世界に誇る高級ストリップ劇場などがあります。フレンチカンカンのメッカです。アメリの舞台もこの界隈です。
始めはこの土地に気がひけましたが、この辺りの人はよそ者に対してもやさしく受け入れてくれるし、人間味のある街です。芸術家に愛され、たくさんの芸術を産んだ理由がよくわかります。
今日もこの丘から街を眺めて、懐かしい絵画を思い出すのでした。


成田の搭乗口から飛行機に乗ろうとしたら、前回、パリから香港まで隣の席だった方と会いました。再び同じ飛行機に乗り合わせたのです。
彼とは共通の知り合いもいて、ロンドンでご馳走になったりしたので、ずっと気になってはいたのですが、まさか再び会えるなんて思いもしませんでした。人生とは、本当にドラマチックだなぁと思います。


パリに来てからは、すっかりのんびりしています。

もうひとつ、ドラマチックな風景を見つけました。凱旋門の後ろにそびえるのは、遠くに見えるライトアップされたエッフェル塔です。信号待ちをしている時に見つけました。

人生とは、本当にドラマチックなり。


九州から戻る飛行機の機内で、またもや機内販売にやられてしまいました。何故、機内販売の今月の目玉商品とは、こんなにお得なのか?
しかも確実に目玉商品にひっかかり続ける私は、おそらくターゲットのど真ん中なのでしょう。


今月は、ロクシタンのセットが出ていたのです(先月はフラゴナールのオードトワレセットにやられた。)。
ロクシタンとは、南フランスの大自然をふんだんに使ったスキンケアブランドで、オリーブやシアバター、ラベンダーなど女心をくすぐる要素がたくさんつまった憧れのスキンケアブランドなのです。行きの飛行機の機内のパンフレットで目をつけ、帰りに荷物が少なかったら検討しよう!と心に決め、見事に荷物は少なかったので、とりあえず実物を見せてもらうことに…。


しかし、明日からフランスに行く人間が、ロクシタンを、何も日本の機内で買う事ないよなぁ…フランスの方が安いしなぁ…と悩みましたが、実物を見ると値段のわりに大きかったので、フランスと値段は変わりないと判断し、即決しました。
これで飛行機の乾燥対策もバッチリ!。早速使ってますが、シアバター100%の前身に使える固形クリームは強力にいいです。年中私の唇はパキパキなのですが(何をつけても効果がない)、なんと昨日から乾燥する事なく潤ってます。

大きさをお見せする為にコーヒーポットと写真を撮りました。これで5000円。あとお弁当サイズのバッグがついていました。ロクシタンファンにはたまらないです。
これからJALの国内線に乗る方でロクシタンファンの方は、おこずかいを多めに持って行ってみてくださいね。


福岡のソラリアのイベントに出演する為、天神にやってきました。

まずは加藤登紀子さんの娘さんのYAEさんのラジオ番組に出演してきました。この模様はFM福岡で1月14日にオンエアです。
YAEさんには10ヶ月の息子さんがいらっしゃって、局にも来ておられました。本当にかわいかったです。YAEさんは、普段は山里に住み、自給自足の生活をしておられるのだそうです。すごいなぁと思いました。

その後はフリーウェーブのスタジオへ行き、ラジオに出演してきました。
それを終え、クリスマスライブを2ステージやって、打ち上げで焼鳥屋へ行き、二次会で前回お世話になったダーラヘストカフェへ行きました。こうして私のクリスマスイブは終わりました。来て下さった皆様、お世話になった皆様ありがとうございました。メリークリスマス!!!


イベントには弟達が来てくれました。久しぶりに会えて嬉しかったです。そっくり姉弟です。
のんびりした九州、人も温かくて、やっぱり居心地がいいなぁ。
すっかり茶飲みマダムと化した尚美でした。


先日、1月24日発売のアントニオカルロスジョビン トリビュート アルバム 「ノッソ トム」のイベントに参加してきました。

今は亡きジョビンはボサノバの名曲をたくさん残していて、私は心から敬愛しています。


イベント会場はUNITでした。ここはすごいです。
客用通路は行ったことがないので分かりませんが、スタッフ用通路は壁絵でうめつくされ、一言で言うならマルセイユです。
ピンとこない方は入ってみるとよいでしょう。

ライブは何組かアーティストが集まってジョビンの曲を演奏しました。マルセイユな陰からモニターで見ていたのですが、みんな曲がだぶっているけどアプローチが違っていておもしろいなぁと思いました。

このアルバムのサンプルをいただきましたが、とーってもいい仕上がりなので聴いてみてくださいね!


今年最後の休みだったので、お守りを箱根神社に返しに行きました。途中の峠から眼下には海が広がり、美しかったです。今年も元気に過ごせました。ありがたいです。来年もみんな元気に過ごせますように。



お誕生日が過ぎて五日たちました。まだまだお誕生会は続いています。うれしいことです。


昨夜は、とある軍事評論家の方と、お誕生会でした。
フランスのエリゼー宮(日本でいう首相官邸)で、国賓が来た時に出されるというシャンパンをいただきました。さすがにおいしい!!!国賓な気分を味わいました。


ところでこの方、いつも首からモルダバイト(隕石。詳しく言うと、隕石が地球に落ちて、地球上の鉱物とあわさってできた石。緑色で光を通すと美しい。)をさげていて、こんな人には気になる「あの事」を聞かないと…!


「あのー…。宇宙がお好きなんですか?星は美しいですよね。あぁぁあの…ゆ、UFOなんて…どう思われますぅ?ご覧になられました?」

思い切って聞いてみました。すると、彼は言いました。

「一度だけですが、ありますねぇ。私の友達では宇宙人と話したって言う人もいるんですよ。その人の話だと、UFOとか宇宙人ってのは、彼らに好かれている人にしか現れないみたいですねぇ。まさか、遭遇されたんですか?」


(゜o゜;;ぎくっ…!


でも、軍事に詳しい彼なら、しかもアメリカの軍事はストライクゾーンな彼なら分かるかもしれない!と思い、先日発見した得体の知れない、米軍の飛行機のような、UFOかもしれない(!)飛行物体の事を話してみました。


「私の知る範囲では日本の米軍には、そのタイプの飛行機は来ていないんじゃないかなぁ。きっと尚美さんは宇宙人に好かれているんですよ。受け入れてもらえる人にはやってくるんです。」

そっかぁ…。米軍じゃなかったかー。自衛隊かも。UFOかも…!?

しばらく、この疑問はつきないでしょう。
ゆーたんは、整備不良の為、ただ今検査に出しています。ゆーたんがいたら彼に見せたかったけど、万が一彼に反応したら怖いから、いなくてよかったかも…。
今日も星空を見上げながら、UFOらしき物体を捜すのでした。

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昨夜は世界の児童福祉団体のクリスマスパーティーで演奏し、その後、友達と待ち合わせをしました。

「尚美ちゃん、お誕生日おめでとう。はい、これ。」
と、私を一番よく知っているだろう人間がくれたプレゼントは「ガウディの生涯」という、30年ほど前に書かれた本でした。

ガウディのデザインのデッサン画や建築物の写真がたくさんのっていて、生涯と作品を時間の流れ順に紹介してあるいい本でした。


スペインに行くまで、ガウディとは一生縁がないだろうし、一生かかっても理解する事はできないだろう…と思っていましたが、実際に彼の作品を見ると、どう見みても奇抜すぎるデザインの奥に潜む、何かがとても気になってくるのです。

まずは時間を超越していること。
人と自然と建物が一つになっている事(植木鉢なんて壁とくっついている)。


などなど…。
この本で、その謎が一気にとけました。ようは、彼はカトリック信者だったのです。まぁ、サグラダファミリアやコロニアル グエル教会を作るくらいだから、そりゃそうなのですが。


ル コルビュジェの手記などものっていて、私が使った同じルートでフランスからスペインに入り、ガラフのレストランを見にシッチェスまで行ったようで、彼の驚き具合がとてもよく分かってうれしかったです。

誕生日のしめくくりは、ガウディでした。
この本で驚いた事のもうひとつ。
ゆーっくり、ゆーっくり、着工されているサグラダファミリアの30年以上前の写真が載っていたのです。私が夏に見た時のサグラダファミリアは、確かに進んでいました。建築は進んでいるのです。のんびりしていても。長い年月をかけながら。
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誕生日の朝、通販で買った「ゆーたんストラップ」…矢追純一氏監修 UFO探知器 宇宙人チェッカー付き が届きました。


うちのベランダから、同じ時間になると、同じ方角の空に、いまだ正体つかめずの飛行物体が、たくさん見えるのです。下は海なのですが、海は自衛隊の船がよく訓練をしているので、もしかしたら空軍の訓練かなーとも思います。座間が近いので、米軍の訓練かもしれません。
もともとこの辺りは目撃情報が多い事でしられているのです。自衛隊に「今何か飛ばしてますか?」と、電話すると、教えてくれるとは聞きましたが、米軍に電話する勇気はないので、確認できずにいます。


そうこう悩んでいるうちに、ゆーたんの存在を知り通販したのですが、お誕生日の朝に届くなんて…かわいいやつです。


さて、このストラップ。
UFOがいそうな場所に来ると、光って教えてくれます。UFOが出ると空間が歪むらしく、それを察知するらしいのです。周波数でしょうか?

宇宙人チェッカーというのは、ボタンを長押ししてもらい体の抵抗値を計り、宇宙人を見破るというもの。

今日は恵比寿まで行くので、電車の中でストラップをずーっとみつめつつ、ワクワクしているのでした。
ちなみに私は宇宙人ではありませんでした!我こそは怪しい!と思われる方は、一声かけてください。

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さて、前回モーツァルトに指導を受けた友人の、旅のその後です。


ウィーンを後にし、フィンランドのサンタクロース村に行ったA君。
待っていたのは、もちろん、フカフカの白いヒゲに赤い洋服を着たサンタクロースです。


サンタクロースはA君を見て言いました。

「君は日本人?」

そうだ、と答えるとサンタさんは言いました。


「おっは〜」


まさかフィンランドのサンタさんから言われるとは思わなかった、衝撃的な一言。何故それを知っていたのか…。
世界中の子供達から手紙をもらうサンタさんは、クリスマスまでに10万通もの返事をだすのだそうです。
そしてやってくる手紙で一番多い国は、日本なのだそうです。ちなみに二位はアメリカです。
確かに、クリスマス=サンタクロース という国は多くないですものね。。

今度はサンタクロースに洗礼を受けたA君。貴重な体験でしょう。
皆様も25日の朝、どこからともなく「オッハー」という声が聞こえるかもしれませんよ。


写真は「ノエル」というお気に入りの絵本です。とにかく絵と色が綺麗です。表紙の女の子ジェーンマリーと、飼っている羊のパタポンのお話。
ジェーンマリーからサンタクロースの存在を教えてもらったパタポンも、サンタさんからプレゼントを貰うため、暖炉の前に木ぐつを置きます(靴下ではないらしい)。25日の朝、木靴の中にはプレゼントのサントン人形(南仏の名物。土で作って着色した小さなお人形)が入っていました…という、何とも平和で温かいお話。
日本語版も出ています。ただ日本版のインクの色が洋書とは結構違うので、欲しい方は実物を見て選んだ方が間違いなさそうです。

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