メモ
高松空港に降り立ったのが16時。
会場まで車で一時間。
ライブは19時くらいからなので、あまり時間もなく、とりあえずお昼ごはんを食べよ
うと高松空港二階の、カウンターとテーブルが5席くらいの小さなカフェでサンドイッ
チとアイスコーヒーをテイクアウトしました。
外でみんな待っているし、1番早くできる生ハムサンドとアイスコーヒーをオーダーし
ました。
「1番早いのください。」なんて、自分のマナーを恥じつつ、感じのいい女性店員から
紙袋を受け取りました。マナーなくてごめんなさい。
空港のカフェだったので、期待をする事すら忘れていたのですが、車中で食べてびっ
くり!
生ハムサンドもアイスコーヒーも絶品でした。香川の逸品、その1。
ライブ会場で、お客様から手づくりの小さな「讃岐てまり」をいただきました。アル
バムのジャケットの色に合わせて、作ってくださいました。ゴローさんには男性色。
私には女性色。手鞠の中には白檀などのお香が入っています。写真は女性色の手鞠で
す。香川の逸品、その2。
ライブの翌朝。
ホテルを8時に出発し、念願の讃岐うどんを空港のお土産屋さんで買って、気になった
「おんまくタオル」を買いました。
愛媛はタオルが名産らしく、ボディウォッシュ用の麻と綿でできたタオル。
フランスのZENのお店に麻の丸められたボディウォッシュタオルをたまに見かけますが、
まさに日本版です。
これが使い心地が最高でした!香川(愛媛)の逸品、その3。
香川は逸品の宝庫でした。またゆっくり行きたいです。
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四日間で15組のミュージシャンが青山でライブをするのですが、なんとすべて無料!
期間はコルコバードのキリスト像(等身大)がビルに姿を現すらしいです。きっと見応えあるのでしょうね。
私も銀座の駅や(ラッシュアワーにお邪魔します。)、オープニングセレモニー、教会などで演奏するようなので、お楽しみに。
詳しくはhttp://bossa2008.jpまで。
空港に迎えに来て頂いた主催者の方と話していたのですが(イベントの翌朝、早朝に空港まで送って頂きありがとうございました!)、ここに来る度に、人と自然との関わり合いを考えさせられます。
先週、スイスのアルプスを訪れるきっかけもこの富山でした。
スイスでも立山でも共通の山のルール。
山に立ち入る人は、知らない人でも声をかけて今日はどこに行くのか…などの情報を共有すること。世界共通みたいですね。
そしてそこに暮らす人々は、様々な自然の恩恵も災いも受け入れて強いなぁ…と肌で感じます。
スイスで、移動中にたまたまアルプスの山岳民族に会って話をする機会がありました(話しかけられた。というより荷物の収納場所を丁寧に教えてくれた。)。
今まで見た事がない顔立ちの少し雰囲気の違う親子で、周りを見ると同じ顔立ちの人々が何人かいる事に気付きました。
以前友人がフランスからイタリアへ車で山越えをする途中、親切な山岳民族に会った話を聞いた事があったので、もしかして彼らかな…?と思っていたところ、美術館で山岳民族の絵画や彫刻を見てその特徴的な顔立ちで分かりました。
彼らも長年、自然と向き合って生きてきたわけで、柔軟な強さが近くにいるだけで伝わってきました。
主催者の方との車の中、「今年は雨になってしまいましたけど(野外イベント)、これも自然なので雨を受け入れて、雨を楽しめるようなイベントにできたらなぁって思います。」
まさにその通りのイベントになりました。
さすが、自然と向き合いながら暮らす人々は強いなぁ…と認識させられた日本アルプスです。
写真のお菓子はリヨン名物、ボアザン。チョコレートをアーモンドペーストで包んでいます。
小さなカフェオレボウルはコルマールのブロカントで見つけたもの。実際に使うと、口にあたる感触が心地よいです。
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ビエンヌはローマ遺跡が街のいたるところに残っていて、日本のガイドブックにもまれにのっているような歴史ある場所です。
円形劇場やパンテノンのような会議場など、街を歩いていると急に出てきます。
遺跡も素晴らしいですが、私が1番気に入ったのはローヌ川の美しさです。
ソムリエの話だと、ローマ人は大きな川のある、水に恵まれた土地に街を作り、食料となるぶどうを作り、ワインが生まれたのだそうです。
この地域もぶどう畑がたくさんありますが、ローマ人はこの美しいローヌ川を気に入って街を作ったんだろうなぁと思いました。
遺跡巡りは二時間もあれば十分ですが、あまりの川の美しさにこの街に6時間も滞在してしまいました。人の生活の感じもとてもよい場所です。
リヨンに行かれる方はぜひ!
リヨンは移民の街。
旧市街地は世界遺産で、いろいろな国の文化が根付いています。
ポルトガルのアズレージョ(ブルーの美しいタイルや陶器)やアフリカの装飾品、アジアの骨董品、街角ではマヌーシュ(ロマ(ジプシーのこと・・・差別用語なので本来は使ってはいけない言葉らしい)によるフランス音楽)。
リアルマヌーシュを初めて体感しましたが、ジャズのイメージより本来のフラメンコスタイルの血が強いんですね。(入れ代わり立ち代わり音楽と踊りで即興を作りあげていく。)
リヨンは美食の街でも知られていて、ブション(リヨンスタイル食堂)では食べ切れないくらいの食事がでます。写真はリヨンの名物料理です。
美食と言われるリヨンの料理は、基本的に味付けがうまいです。見習いたい!
ジュネーブといえば、国連ヨーロッパ本部、WHO、オリンピック委員会などなど、ものすごい数の本部があります。来て納得!ここなら本部を置いても大丈夫だなぁと思わせるような安定感のある街です。
これだけの本部があると、そこで働く人もよく見かけます。
出勤前はサングラスにシャツのボタンを開けて、ネクタイ無しでのーんびりしているのですが、鏡のある場所を探して1分もあればシャキっとしたビジネスマンに早変わり。この変貌ぶりに何度も驚かされました。
ジュネーブに流れる川に小さなルソー島が浮かんでいます。思想家のルソーはジュネーブ出身です。ルソー島のルソーカフェで美しい水に囲まれながらお茶しました。
フランスで「カフェ」を注文するとエスプレッソが出てきますが、スイスの「カフェ」は日本と同じです。
ローザンヌからジュネーブにかけて写真の広大な湖が広がります。
ちょうど湖の向こう岸はエビアン村です。もう少しがんばればビッテル村もあります。とにかく水がきれいです。
電車の中で背中合わせの席がスペイン人ファミリーでした。2才と4才の子供がいて「山、山っ!牛、牛っ!」と大騒ぎ。
私が隠れてこっそり食べたチョコレートを目ざとくみつけ、「チョコレートーっ!」と泣き出す始末。
そこでお父さんが歌を歌いだしました。
その曲は、ケタマファミリーが演奏していたのを動画で見た事があったので、私も知っている曲でうれしかったのですが、なんと子供も歌いだしました。
しかもその歳ですでにフラメンコのこぶし付き。歌が異常にうまく、感動しました。
ブラバ!!
スイスにはとにかく日本にもフランスにもない発想のカフェがあり、それを見つけてお茶するのも楽しいです。
バーゼルで見かけのは教会カフェ。教会に入ったら黒板が置いてあって、CAFE OFFEN!と矢印が重厚な扉の方を向いているので、恐る恐る扉を開けてみると、全く通常のカフェがありました。
そして洞窟カフェ。
切り立つ洞窟の中で一休みできます。
モダンイタリアンカフェ。旧市街の建物の中なのですが、扉の向こうは近未来系のイタリアンテイストカフェ。
住宅街の一般住宅カフェ。メニューボードは自転車置場にあります。などなど、いろんなカフェに出会えるスイスです。
朝食会場で不思議な卵を見かけました。ゆで卵にして割ってみましたが、れっきとした卵でした。 何の卵でしょう?
この街には楽器を持った人(特にチェロ)が多く、楽器の工房もよく見かけます。
ベルンのシンボルは熊で、町中が熊に溢れています(もちろんイラスト)。
今日はインターラーケンからユングフラウヨッホに登るはずでしたが、天気予報は雷雨。
前夜にスイスの雷雨を体験したのですが、地形が谷に囲まれているので音が響いて怖かったです。
急遽、ベルヌ旧市街のお散歩とショッピングに切り替えました。
スイスの人は、アンティーク雑貨にあまり関心がないようで、物価のわりには手頃な値段です。行かれる方はぜひ!
ベルンのアーケードは世界一長く、世界遺産です。写真のように地下にもお店が並んでいます。
そしてスイスにはママチャリは存在しません。全員マウンテンバイクです。車なみに速いので、ひかれないように気をつけたいと思います。
スイスはEUに加盟していないので、駅で入国審査を受けます。
フランスとは違い、ニコリともしない入国審査官。「出張だね?」
私を見て出張と言うのは彼が最初で最後でしょうが、この一言にスイスらしさが組み込まれていたのです。
税金がやたら高いスイスでは、若者は旅行などはそんなにできないのです。
そして夏のスイスの観光客のファッションといえば、登山靴(足首までのやつ)、リュックがほとんど。
リーボックのスニーカーこそ履いていたものの、麻のパンツに首にはショールを巻いて、キャリーケース一つの私は出張にしか見えないです。
審査を終え、荷物を預け、街に出ました。
近くにいた学生にトラムの乗り方を聞いたら、わざわざ目的地に連れて行ってくれました。
ありがとう!
市庁舎前の広場で市をやっていました。バラのスタンダード仕立てをたくさん売っている花屋のマダムに作り方を聞いたら、日本とは違っていました!試してみます!
ヨーロッパの国鉄でよく見かけるのが、切符に刻印して一時間以内に乗ってしまえば、トラムやメトロやバスに乗り継いでも、一枚の切符で行けてしまいます。
ストラスブールもそうで、ドイツの街までカルネ一枚(回数券一枚約1ユーロ)で行けてしまいます。
ストラスブールの人々がなぜ国境を越えてケールまで行くのかというと、ドイツの方が日用品の物価が安いから。
フランスにはない1ユーロショップがあるのです。日本の百均がフランスに進出したら、フランス経済は打撃を受けるだろうなーとよく思います。
ドイツの靴はいいので、靴を買ってカフェでのんびりして、バスの運転手と広場で話をしていると、ストラスブール生まれの彼が私に見せたいストラスブールの自慢の美しい場所「パーラマン」があるというので行ってみる事にしました。
言われたとおり、6番線のバスに乗り、運転手に「パーラマンに着いたら教えてください」と伝え、降ろされた場所を見てびっくり!えっ?!!
PARLEMENT DE L'EUROPE!
EU本部でした。
ストラスブールはヨーロッパ連合の首都なのです。有名な建築家による近未来的なすごい建物!
素敵なサプライズでした。
以上、EU本部前からお伝えしました。
コルマールはキャラクターのいないディズニーランドのようなわくわくするようなかわいい街で、川にはゴンドラ、道には馬車(イヌも馬車に乗ります。)。そしてかわいいブロカント(中古雑貨屋さん)がたくさんあります。
アルザス地方では珍しく戦争の被害を受けなかったので、カラフルで装飾豊かな建物がたくさん残っていて、プティベニスと呼ばれる界隈は街ごと保存しています。これも世界遺産です。
私が気に入ったお店は、アルザスワインのティスティングバー。
テーブルとイスだけのシンプルなバールですが、普通グラスでは注文できないようなワインがグラスで1ユーロから頂けてしまいます。
私は2004年のリースリングを頂きました。これが本当においしかったです。
日本の女性が絶対喜ぶ街で、治安もよいのでオススメです。
到着したのは土曜日。
街のいたる所でエンターテイメントをやっていてすごい人だかりです。
みんなエンターテイメント好きなんですね。
そしてもうひとつ、この界隈の人が大好きなのはアイスクリーム!
10メートル歩けば、必ずアイスクリームを食べている人に会います。
そんなにおいしいのか…と1番人が列んでいるアイスクリーム屋さんでスミレのアイスクリームを注文したところ、本当に美味!!!
旧市街地は世界遺産になっていて、私が泊まっているホテルもおそらく18世紀くらいの建物を改築したような所です。
市街地は川に囲まれていて、観光用の船が通り、たまに跳ね橋を見かけます。
日曜日にプティフランスという界隈にお散歩がてらお茶しました。
これが最高に心地よいです。昔は漁師さんのいた界隈ですが、今でも釣り糸をたらしたおじさまが川を眺めています。
日曜日のストラスブールはオススメです。
8月15日は、ヨーロッパほぼ全土祝日です。クリスチャンのマリア様にかかわる記念日らしいです。
この日は朝からいいお天気。収録もエスプレッソを頂きながら、外のテラスで気持ち良くできました。
日曜祝日はヨーロッパでは店という店はクローズ。美術館か教会か公園くらいしか行く場所はありません。
収録を終え、どこに行こうか悩み、リュクサンブールからも歩ける距離にあるメダルで有名なシャペル メダイユに行ってみました。さすが祝日とあって世界中からクリスチャンらしき人々が集まってきていました。
せっかく来たのだからとメダルを買いにショップに入ると、キャッシャーは日本人の方でした。
神戸からパリにやってきて一年たつらしいのですが、日本が懐かしい様子でした。
「一人で来たの?気をつけてね。」と言われ、女性一人で海外に渡ってきた者同士の共鳴を感じました。
写真はリュクサンブール公園のカフェ。放送をお楽しみに!
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文化放送で収録を終え、ふと気付くと「あ、、小田原の我が番組は大丈夫か…」という事に気付き、収録貯金もあと2週でつきてしまう事を思い出しました。
そして翌日、自宅でラジオの収録ができる強力な頼れる助っ人、エッジ4(みんながこう呼ぶ。)をお借りしました。
いよいよ今週末は富士スピードウェイでF1ですね、という話をしましたが、なんとチケットはまだ手に入るそうです。休みなら行けるのになぁ。うつむいた目線の先にはキャンディーかごが。
おっ!これは!?
どんなスタジオでも見たことがない、珍しいくらいスタンダードな金太郎飴を発見しました!
かわいい。