音楽の都
taizoさんへ
taizoさん、明けましておめでとうございます。ただいまです。
大晦日のウィーンは楽しいですよ。 ぜひ機会があったら行ってみてください。美術館などもすばらしいです。あまり知られてませんが、ベラスケスやフェルメールの有名な絵画が、美術館の隅っこの部屋にひっそりとあったりします。ルーブルのモナリザみたいに、真ん中にどーんと置けばいいのに・・・と思いますが、ウィーンらしいですね。 特別展示で、ムーア人の詳細を初めてしりました。北ヨーロッパで紀元前一万年前に栄えた人種です。なぜ絶滅したかは謎なのですが、ミイラなども残っていて、かなりの文明を築いていたようです。 本当に勉強になった旅でした。 |
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終わってホテルに戻る為に街に出ました。
ウィーンの街は小さく、街の端から端まで15分くらいで歩けます。街のど真ん中を走るメインストリートには、ニューイヤーズを迎えるイベントで、100メートルおきにジャンル別のDJブースやライブのステージが並び、みんなストリートに溢れて踊ります。まさにドンチャン騒ぎとはこの事だと思いました。
私はラテンブースの前で踊っておしゃべりしました。街全体がクラブになるのです。ウィーンはクラシックだけではありませんでした。空には誰かが上げた花火が彩ります。爆竹の音とシュテファン大聖堂の鐘の音が混ざりあい、ドナウ運河は戦場のようです。ホットワインの香りが町中に漂っていました。
12時にはみんな大聖堂に集まり、花火の中、みんなでシャンパンのコルクを飛ばすのだそうです。私はさすがに踊り疲れ、途中リタイヤでホテルに戻り、振る舞われたシャンパンで乾杯しました。
今年も平和で素晴らしい一年になりますように。
A HAPPY NEW YEAR!!!