naomiの写メール日記〜ブログ版〜

今日も朝早くからごそごそ活動開始して、ウィーンの街を探検中です。

さすがは音楽の都。街の至る所でバイオリンのチューニングの音がします。私がウィーンに生まれていたら、普通にバイオリンを弾いていたに違いありません。ブラジル人がまずギターを手にするように、ウィーンではバイオリンなのでしょう。教会に行っても、カフェに行っても、昼も夜もよく演奏しています。

そして道は、必ず馬が優先。馬車の後に渋滞を作りながら、石畳にこだまする馬の足音は心地よいです。

今日は老舗カフェで、念願のザッハートルテを頂きました。写真です。クリームがどっぷりですが、空気含有率が高く、ふわふわ!
カフェといっても日本のカフェとは異質で、クロークでジャケットを預かってもらいチップを渡します。最低30分は必要です。この国では、時間の流れが馬の速度と同じ気がします。

隣の席に座った幼い子供が、靴のままソファーにあがってしまいました。すると店員のマダムは、迷いなく叱り飛ばします。それを見たお母さんは、血の気が引くくらいバシっとビンタ。お父さんは怒鳴ります。犬は子供の足台になりずっと耐えています。これがウィーン気質のようです。王宮文化国では、マナーは大事です。

時間は流れても、王宮文化はまだまだ根深く残っているのだと思いました。
2007.01.01:naomina:[メモ/旅行]


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