naomiの写メール日記〜ブログ版〜

今日は生涯プロバンスで生きた画家セザンヌのアトリエに行きました。今年のプロバンスはセザンヌ年で、セザンヌ一色です。

まずはチケットを買うのに朝から30分並んで、入るのに30分並びます。太陽の光で目が軽くやけどしながら、木陰の風を浴びながら。南フランスでは時間がゆーっくり過ぎていきます。

友達を並ばせて近くのスーパーに水を買いに行く間、通りすがりの人にナンパされること三回、車の人もいたのでナンパ渋滞を作りながら。こちらでは女性一人を放っておくことは、男性にとって許されないマナーな気がしてきました。ちょっとおしゅべりして「またねー」と挨拶して、プロバンスの昼はゆーっくり過ぎます。

セザンヌは生涯プロバンスを描き続けた画家です。絵からこよなく愛する気持ちに温かくなりました。そして実際の風景を眺めると、南フランスの自然の中で、素直に暮らす人々の心を知る事ができました。だから、プロバンスの時間はゆっくり流れるのです。トロバドール発祥の地でもあります。
絵画も文学も自然の中から生まれたのだと思いました。


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