naomiの写メール日記〜ブログ版〜

ダイヤモンドが大好きな知り合いと、チューリップをこよなく愛し栽培繁殖の好きな友達と三人で食事した時のこと。

「自分へのご褒美にダイヤモンドを買ってあげた!」という知り合いが、私に聞いてきました。
「尚美さんはダイヤはお嫌いなの?」

確かにダイヤは女性の憧れの象徴ですが、まったく興味がないので、正直に「うーん。興味がないんです。」と答えました。そして隣にいたチューリップ愛な友人もそう答えました。

「まだまだあなたたち若いからよ。年とるとだんだんダイヤのよさが解ってくるものよ。」
とダイヤ愛な知り合いは言いました。確かに彼女だけ年がかなり上だったのです。
人間とは年を重ねるとそうなるのでしょうか?

例えば、一粒のダイヤとバラの花、どちらか選べと言われたらぜったいバラを選びます。しかもバラを苗株で。
チューリップ愛な友人なら迷わず、ダイヤよりチューリップの球根を選ぶでしょう。
美しい物を身につけたい人と、美しい環境の中にいたい人の差だと思いました。信じられない人もいるかもしれませんが、人の価値観とはこんなものだと思います。
価値観とは時間が変えてしまうのでしょうか。

フランスでは「花とは、株から切り花にした瞬間、人になる」って言うんですって。とても納得した言葉です。

そしてもうひとつ感心したことば。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」
梅は枝を切っても大丈夫だけど、桜はいけないんですって。
お花見シーズン。桜の枝は折らないようにしましょうね。
2006.03.24:naomina:[メモ/趣味]


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