naomiの写メール日記〜ブログ版〜

昨夜、駐車場を歩いていると、足元をものすごい速度で何かが駆け抜けました。猫でもいたちでもない、野生味あふれる力強く地を蹴る足音でした。生まれて初めて動物に感じた野生感。昔、ソムリエの田崎さんが「 うーん、ブルゴーニュの森を駆け抜ける野生の獣のような香りがします。」っておっしゃってて、一体どんな香りだろう?と長年分からなかったけど。初めて野生の動物を間近で見て、とてもよく分かりました。 その動物は10メートルくらい向こうで立ち止まり、じっと私を見つめています。暗くて後ろ半身しかよく見えなかったのですが、後ろ足は鹿です。大きさは私の膝くらいあり、ビーグルのミーナよりひとまわり大きく、ミニブタくらいです。あの溢れでる雰囲気は、私の中では大地を駆ける鹿でした。でも鹿にしては小さいのです。 一体あの動物は何だろう? 知識欲が旺盛な私はその辺りにいたおじさんに尋ねてみました。

「あのー。ものすごく足の速い、中型犬くらいの大きさの、後ろ足が鹿みたいな動物がいたんですけど、何か分かりますか?」
おじさんは、「猪かうさぎだね。猪だったら捕まえればよかったのに。しし鍋は最高だよ。」と教えてくれました。私が捕まえたところで、さばけないなぁ。私は大きさ的に子供の猪だと思いました。

そして視線を感じ、ふと闇に目をやると、なんとぴんとたった二本の耳がこちらを向いていました。そう、猪ではなく、野うさぎだったのです。大きい!

先日、自分で作った曲をレコーディングしました。韻のよしあしもあり、「野うさぎの走るのを聞いた」と歌詞に入れたのですが。まさか本当に聞けるとは!
それにしてもうさぎ狩り犬のビーグル、ミーナはそんなんじゃうさぎに食べられちゃうよ!
2005.09.23:naomina:[メモ/生活]


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