naomiの写メール日記〜ブログ版〜

南フランスには絹を使った手芸品があります。
もともとは16世紀にブルジョア階級の方々がこういった絹で作った洋服やブティ製品(中に綿を詰めて作る手芸品)を使っていたのだとか。

初めてのフランスの絹との出会いは、フラゴナール(南仏の香水メーカー)のジュエリーを買った時に付けてくれたジュエリー入れでした。
写真の紫の巾着です。
昔はこういった絹を使ってバレーシューズのようなものを作っていたんですよね。
ホテルのベッドカバーなども絹のブティだったりすることも多く、いつかは私も絹手芸デビューしたいと思っていて、パリで早速購入。最近、絹ブティデビューしました。

パリで買ってきた絹でいろいろ作ってみましたが、私の手元に残ったのはこのバッグ。
洗ってみたら、なつかしい香りがしました。
よく思い出してみたら、子供の時におばあちゃんに抱っこされた時の香り。
私のおばあちゃんは自分で着物を縫っていたので、自分でも着ていたのでしょう。
私が三歳の時に亡くなったので覚えていませんが、香りって覚えているものなのですね。
日本人にも馴染み深い絹、soieはとても魅力的なのでした。


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