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▼ひまわり温泉「ゆ・ら・ら」
以前は足繁く通った時期もあったが、
最近はご無沙汰だったので、実に何年かぶり。
足が遠のいた理由はひとつ。
ただでさえ強烈な温まり湯であるのに、
脱衣所に熱気がこもっているせいで、汗が全く引かない。
特に夏の湯上がり時は、湯当たり気味になり、
気分が悪くなってしまうことがあったからだ。
吹き抜けの気持ちの良い通路を抜けて脱衣所に入ると、
昨今の通例で、温泉成分表に加え詳細な利用表示があった。
これによると、温泉は掛け流し(放流式)、54.7度の源泉に、
湯温調整のため井戸水を加え、さらに衛生上から塩素系薬剤を使用。
浴槽内は毎日新しいお湯に入れ替えているとのこと。
塩素系薬剤はともかく、注湯口検査による成分表には、44.4度とあるので、
10度以上下げているから、かなりの量の加水だが、
それでもなお蒸発残留物6178mg/kgの数値は立派!
さて、久しぶりに入ってみての感想。
湯口から温泉をすくい舐めてみると…あれ?
以前は驚くほどしょっぱかった印象があるのに、味がない。
もう一方の湯口のお湯も同じで、全然塩っ気なし。
塩化土類を含む濃厚な食塩泉だからこその温まり湯のはず…。
これはかなりの疑問。
お湯自体にも以前のような「俺は男だ!」(by 森田健作)ならぬ、
「これが温泉だ!」といった覇気が感じられない。
実際、今日もポカポカ(というよりボカボカ)に温まったから、
僕の記憶違いかなぁ。
温泉とは関係ない話をひとつ。
ひまわり温泉のすぐ脇、最上川の堤防沿いに、
ぽつんと1本の松が佇んでいる。この松は「鍋掛け松」と言い、
山形名物芋煮鍋の発祥の地として知られている。
■ひまわり温泉「ゆ・ら・ら」
山形県中山町いずみ1
023-662-5777
ナトリウム・カルシウム塩化物温泉(含塩化土類-食塩泉)
大人300円・小人150円
6時〜22時(受付:9時/10-3月:6時半〜)
休:第3月(祝日の場合翌日)
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2005.04.14:shinyan
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