長井市中央地区公民館
☆中央地区史跡案内板(44)〜上杉藩の青苧蔵御門
青苧(あおそ)はイラクサ科の多年草で、茎から皮をはぎ取り蒸して
晒して繊維にする。上杉藩では江戸時代始めから生産され、「からむし」
とも呼ばれて重要な生産物であった。
これらの青苧繊維は秋に収穫して麻糸にし束ねて一時青苧蔵に収められ、
奈良や小千谷に輸出され晒し(さらし)や縮(ちぢみ)の原料となった。
青苧繊維を収める宮の青苧蔵御門は寛文3年(1663年)に建てられた。
青苧御蔵の正門が青苧蔵御門で、屋根は昔木羽葺で、厚さが17cmもあり、
重厚な感じのするもんで長井では中世に作られた数少ない門の1つである。
平成2年度設置。平成28年度修復。
2012.03.15:
nagai_ck
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晒して繊維にする。上杉藩では江戸時代始めから生産され、「からむし」
とも呼ばれて重要な生産物であった。
これらの青苧繊維は秋に収穫して麻糸にし束ねて一時青苧蔵に収められ、
奈良や小千谷に輸出され晒し(さらし)や縮(ちぢみ)の原料となった。
青苧繊維を収める宮の青苧蔵御門は寛文3年(1663年)に建てられた。
青苧御蔵の正門が青苧蔵御門で、屋根は昔木羽葺で、厚さが17cmもあり、
重厚な感じのするもんで長井では中世に作られた数少ない門の1つである。
平成2年度設置。平成28年度修復。