史跡案内板
つつじ公園を造る時の構想の原点は花作の豪農 鈴木七兵衛の築山一面に
植えられた白一色の琉球つつじの庭園の美しさであった。 明治29年の白つつじ公園の建造と、42年の拡張・整備の二度にわたり、 横山孫助と梅津源吉等が「小出区の発展と町民の憩いの場造り」のために 協力をということで、七兵衛つつじの譲渡を誠意をこめて説得し移植された のが、現在中央に植えられている白つつじの古木群である。 この白つつじは、天明3年(1783年)の飢饉の時、窮民救済事業の1つと して成木を、築山を造って植えさせたという話だから、700有余年の古木で あろう。枝張りのよい大樹に真白な花をすきまなく開花させた時は、白雪 のような輝き見事である。 平成6年度設置。平成11年度修復。平成29年度再設置。(白つつじ公園内) 七兵衛つつじ(長井市観光ポータルサイト) |
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指導をうけ、後 俳諧修行の旅に出てほとんど全国を行脚すること20余年に
して故郷に帰りあまたの門人を取り立てた。幕末のころ置賜俳壇の第一人
者とあがめられた。碑の在る所は帰郷後の彼の庵の跡といわれる。
碑の句は 三つの内 一つ小さし 初茄子(なすび)
明治3年7月永眠 76歳
昭和58年度設置。平成11年度補修補強。(つつじ公園内)