mistarboo「国産大豆サミットで県産大豆のPRを」

 10月20日(土)・21日(日)に、川西町フレンドリープラザで開催される「第4回国産大豆サミットin山形川西」。現在、参加者を募集しているが、なかなか人が集まらない。さて、勝手ながら、国産大豆サミットの意義について書いてみる。これを書くと私の素性がバレルけど・・。
 今回は長く書きます。とにかく、たくさん参加してほしいです。
2007.09.27:ミスターブー:[その他何でも]

全国から大豆関係者が集まる!

 国産大豆サミットは川西町と日本地豆腐倶楽部が主催。
 日本地豆腐倶楽部とは、国産大豆を使って豆腐を作る、国内豆腐業界のトップ6社で構成し、次の理念を掲げています。

●理念
全国各地に本物の「地豆腐」造りを確立する。それぞれの地域に「地豆腐」というブランドを確立することにより、より良い大豆を!より良い豆腐を!さらなる品質向上へと目標を持ち、活動しています。
●メンバー構成
①理 事 長:東田和久 京都府「京の豆腐 久在屋」
②専務理事:庄司憲一 大分県「豆の力屋」
③理  事
 山下浩希 石川県「白山とうふ工房 山下ミツ商店」
 澁谷弘三 神奈川県「おとうふ 豆光」
 石川 伸 愛知県「おとうふ工房 いしかわ」
 高地 広 東京都「八王子 一丁庵」

  以上がメンバーであるが、「おとうふ工房 いしかわ」の年商25億を筆頭に、いずれも年商5億前後の全国でも屈指の技術力を誇る豆腐屋ばかりである。特に「おとうふ工房いしかわ」は、国産大豆の取引数量が1800トンであり、国産大豆の取引数量の1%、愛知県、大分県、岩手県では各県大豆生産量の20%を扱う日本トップの国産大豆を扱う豆腐屋であり、今回の国産大豆サミットでは講演をお願いしている。また、理事長の東田社長は「京ブランド」商品のリーダーであり、全豆連(豆腐業界の組織)の役員である。

 日本地豆腐倶楽部の詳細はURLをクリックしてね。
2007.09.27:MB:[URL]

なぜ、川西町で国産大豆サミットか?

 国産大豆サミットの開催にあたってご尽力いただいたのは、山形市の仁藤商店の仁藤社長である。紅大豆をとおして、地大豆の魅力、在来種のすばらしさを全国に向けて発信したところ、全国の豆腐業界のリーダー的、けん引役的存在を担ってきたこともあり、当初、山形県内での開催打診があり、これまでの行政と事業者の相互の取組が評価され、今回の開催となったものである。
更には、4月上旬に東田理事長、高地理事が川西町を訪れ、川西町の自然環境、大豆生産の取組の評価はもとより、原田町長等との懇談により、農業に対する意気込み等が評価され、正式開催が決まったところである。
  川西町は米づくりにかけては先進地であるが、大豆に関しては、まだまだ発展途上国。厳しい農業情勢の中で、米以外の全国規模のイベントを開催することは、今後の大きな糧になると考えられる。

 国産大豆サミットのチラシ&申込についてはURLをクリックしてください。
2007.09.27:MB:[URL]

国産大豆サミットの経緯

国産大豆サミットの経緯
 国産大豆サミットは川西町で開催されれば、4回目を迎える。第1回が平成17年に東京都、第2回が平成18年7月に北海道江別市、第3回が平成19年2月に愛知県名古屋市で行なわれた。このうち、第1回と第3回については、豆腐フェアとの併催、つまり業界主導で行なわれており、日本地豆腐倶楽部と自治体の共同開催で行なう単独開催の形式は江別に続く、事実上、2回目である。
2007.09.27:MB

市場経済主導から国産農産物の啓蒙、環境志向へ。

市場経済主導から国産農産物の啓蒙、環境志向へ。
 江別大会では、大豆業界ではカリスマ的存在である「NPO法人大豆100粒運動」の会長である辰巳芳子先生(料理研究家)の講演も行なわれたが、経済市場を中心としたテーマ設定のため、大豆の啓蒙的要素は薄れ、大きな課題が残ったと伺った。
 本町での開催にあたっては、江別大会同様、「NPO法人大豆100粒運動」の活動紹介を継続的に盛りこむとともに、同会の副会長であり、元逗子市長の澤 光代氏をパネリストとして招き、国産大豆の啓蒙について一層強化を図ろうと考えている。なお、「NPO法人大豆100粒運動」については、日本地豆腐倶楽部のメンバーも加入しており、全国の豆腐業界では一目を置かれている団体である。
 また、東京近郊で地球環境、国産農産物の啓蒙普及の活動を行なっている若者の団体「NPO法人トージバ」の参画も計画し、すでに内諾を得ている。トージバは、川西産紅大豆を全国にPRしてくれた団体であり、川西町の紅大豆生産拡大の契機となった団体で、主に20~30代で構成している。今年、トージバなどの環境団体が主催する東京10万人朝市「アースディ東京・アースディマーケット」(代々木公園)での出店販売、「地大豆カフェ」でのトークショー・ゲスト出演などを行なってきたが、相当な反響があった。
 更には、横浜スローフードとの連携についても新たな展開ができた。4月下旬に横浜市で開催された「スローフードフェア2007」においても、仁藤商店とともに紅大豆のPRを行なってきたが、これが縁となり、8月上旬に、川西町の吉島地区において、日本初のスローフード少年団「横浜スローフード少年団」の夏季合宿受け入れを行ったところである。
 よって、これらの団体との新たなつながりから、本町での国産大豆サミット開催は、これまでの経済市場優先ではなく、経済市場と啓蒙・環境市場を結びつける「仲人役」を担うイベントという新たな価値を持った画期的なイベントと考えられ、注目を浴びつつある。
2007.09.27:MB

紅大豆は呼び水。置賜地区、山形県の大豆、農産物を全国に!

 全国には、すばらしい農産物がたくさんある。その中で、今、課題となっているのは「川西町の農産物を買う理由をつくること」である。これは、山形県、置賜地区でも同様である。地産地消、安全安心は“あたり前の条件”で、先駆性、健康面、環境面などの新たな付加価値が必要であることは言うまでもない。しかし、もっと大切なのは「存在を知ってもらうこと」である。これまで日本地豆腐倶楽部をはじめ、紅大豆をとおし、様々なバイヤーとの協議の中で出てくることは「山形の農産物はおいしいという評価は聞いているが、詳しくは知らない。売りこむ姿勢が見られない」という言葉。よって、この大豆サミット開催の大きな意義として、山形県、置賜地区、川西町という存在を全国に発信することが大きな意義と考える。大豆業界の中では、昨年の紅大豆の生産量18トンは“お遊びの量”と評価された。稀少価値としては理解できるが、経済、商売的観点では存在が薄すぎる。つまり、紅大豆という呼び水をとおし、山形県の大豆、置賜地区の大豆の素晴らしさ、更に大豆に限らず、地域全体の農産物を全国に発信する絶好の機会であると考える。特に大豆については、参集する事業者に対して、市場に右往左往することないような「契約栽培」に持ち込まれれば・・という思惑までも想定したいと考える。これが、売りこむ以前の「存在を知ってもらう」という最高のチャンスであると考える。
2007.09.27:

みなさん、参加してください。

 今回は長く書きました。このブログを見ている大豆農家、大豆加工業者のみなさんがおられましたら、ぜひ参加してください。
 絶対、得になる話です。参加して、地豆腐倶楽部と交流することは絶対いいこと、勉強になります。よろしくお願いします。
2007.09.27:MB

全国豆腐比べ

 全国30社の豆腐屋さんの協力を得て、全国豆腐食べ比べを行います。参加料サミットの参加料と合わせて1,000円。
2007.09.27:MB