今日も、素人の無責任発言のオンパレとなります。
前回のコラムで少しふれた「売れない」「売らない」について・・生意気づくしの文章を書きます。
私がいろいろと接する商売の方々・・いろんな人がいますが、中には、ちょっと違うな!!と感じる時があります。それは「売れない」「売らない」の解釈の仕方。「今日は売れないなー」と言う言葉を発したとき「今日は売れないんじゃなくて、売らないんだろう!!」と言いたくなるときがあります。
私もたまに売り子として食のイベントに参加しますが、負けず嫌いの性格上、ひとつでも多く売りたいという気持ちとなり、狭い視野ながら、あの手この手を考えます。でも、基本は客とのコミュニケーション。大きな声をあげて、商品を紹介することを基本としています。今までも数が少ないながら、おばちゃんに「一生懸命、声を出しているから、買いにきたよ」と言ってくれた方も・・こんなときは、本当にありがたいです。
じゃぁ、「売れない」と「売らない」の違いは何か?
単純に言うと「売れない」のは客がいないとき。天気が悪いときなど。こればかりは防ぎようがありません。
でも、「売らない」のは違う・・。売るという行為は、売る現場に行く前から始まっていると思うのです。
例えば、見ず知らず土地のに行って販売する場合、これは「売れない」という現象が起きるでしょう。客が店の存在を知らないから。店の存在を知らせるために、広告などを使って情報発信をする・・これが「売る」行為の基本だと思うのです。
客が来ているのに「売れない」というのは、客層、ニーズ、ターゲット設定など不備な点があったらこそ「売れない」状況になっているだけで、実際は「売らない」というより、売る気が間違っていたいうことになりませんか?
客がいるのに「売れない」という人に限って、お客様に声をかけない、広告をしない、試食をさせないなどの不備の行為が目につきます。こういうところを見ているので「売れないじゃなくて、売らないんだろう」と言いたくなるわけです。
ネットによるPR手段は今や、当たり前。ネット販売は必ず儲かるものではありません。でも、今は必要な基本アイテムだと思うのです。でも、それを放棄している・・この状況がわからない・・確かに、高齢化などにより、パソコンを使えない状況もあると思います。でも、その時は誰かに委託すればいい・・。不況の時代だからこそ、広告PR費用は削減したいと思う心情はわかりますが、これこそ必要なことではないでしょうか?? まず、情報発信をして、知ってもらうという行為が必要だと思うのです。
川西町内でネットでがんばっているのは、羽根田酒店、肉の斎藤、あっさり、十印、ひまわりラーメン、本田食品、味よしのほか、農家では、玉庭の浦田農園、堀金の寒河江ファームなど。そのほかにもたくさんあると思いますが・・。
下小松の雁鏡農園・・たら姫生産組合は、ネット販売ですると、もっと活路が見えてくると感じているのですが・・。
話はまだまだ続きますが・・写真は羽根田酒店の「虎髭」。これからの季節、キリリと冷やして冷酒でいかがですか?