私の持論の一つ・・食べ物がおいしいか、おいしくないかは「食慣れ」による・・別に持論でもないか??
自分がおいしいと思っても、他人が食べたらおいしくないものってありますよね。それって、子供のときからの食生活が大きく影響すると思うのです。
川西町の老舗菓子店「銘菓の錦屋」の片倉社長に以前「どんなにおいしいお菓子を作っても、母親のお菓子にはかなわない」という話を聞いたことがあります。まさに、その通りだと思います。
川西町のラーメンはおいしい、米沢ラーメンはおいしい。じゃ、喜多方は? 喜多方もおいしいけど、やっぱり地元のラーメンはおいしい・・そんなことだと思うのです。
自分は川西町に住んで生活をして、いろんな食べ物を食べてきました。川西町の食べ物が私に影響を及ぼしたものって何があるだろう?? ちょっと列記してみましょう。
●「舘金商店」の大判焼き(今はしていない)
●「十印」の柏餅、つの巻き、塩羊羹、きんつば、あわ餅
●「あっさり」の牛すじ煮込み
●「錦屋」の上生菓子
●「サトー屋」のバタどら
●「はしもと屋」の中華そば
●ベタチョコパン(太陽パンorパリドールorまるよね?)
これらのものは、私の中では、すべておいしい。同じ商品は全国的にたくさんあるけど、やっぱり地元のものがおいしい。
先日、おぼろんままとメールでやりとりした中で、こんなフレーズがありました。
「今の好みって、小さい頃から食べ慣れていることが一番影響強いです。はしもと屋も喜久屋もよく両親に連れていってもらってた場所ですから。他にも、どんなに美味しいっていうお菓子やさんのケーキでも、私にとっては「十印」のショートケーキとシュークリームにはかなうものは無いわけですよ。子供の頃に口にするものがいかに大人になっても影響を与えるかってことですよね。だから食って大切だし、自分の子供にも地元のおいしいものを知って欲しいと思ってます。」
この言葉が心の中で響きました。いい話です。だからこそ、売る側もがんばらなくてはならない。工夫をしなければならない。逆に、買う側・・つまり、そこに住んでいるものも地域の味を理解しようとしなければならないと思うのです。今ね川西町においても宅地分譲やアパート暮らしがあり、よそから入ってくる人がたくさんいます。もちろん、お嫁さんだって・・。だからこそ、地域の味を大切にしなきゃいけないと思うのです。