最近、納豆を毎日食べるようにしている。身体にいいから・・という単純な理由。かつての「平成あるある大辞典」では、夜食べるといい・・みたいなことを言っていたので、夕食に食べている。しっかり、かき回して、納豆菌がネバネバ状態にして・・。
自分がこのような状態であるため、妻に納豆を買ってきてくれるように頼んだ。もちろん、病院内の売店でも売っているが、少し高い。そして、表示を見ると、外国産大豆。表のパッケージを見ると、水戸納豆、○○納豆だの、あたかも、日本の大豆で作られていると思いきや、外国で作られた豆を使っている場合が多い。
先日、妻に「うめや川西店」で納豆を買ってもらった。そしたら、「意外と国産大豆納豆って少ないのね・・今まで食べていた納豆は外国産の納豆が多かったねー」の言葉。簡単な一人一食分の小さな納豆のパックはほとんど外国産。ちょっと残念・・。みなさんは、納豆の裏表示をしっかり確認したことはありますか? 意外と外国産の豆を使っているのである。
何も外国産の豆で納豆を作っている会社を非難しているわけではない。外国産の豆でも、きちんと生産管理をして有機栽培で作っている豆を納豆にしている会社もある。大手メーカー「太子食品」の納豆は、外国産でありながら、トレーサビリティをきちんと管理し、有機栽培の納豆を販売している。
そして、買ってきてもらったのが、写真の国産大豆の納豆。サイズも中粒で、普通の納豆より若干大きい。私は納豆の大きさが中粒だと、豆の風味があって、いいと思っている。紅大豆納豆もそうだ!!
「国産大豆の納豆であるという」という先入観的情報が頭にインプットされた状態で食べるので、豆の風味、納豆の味もひときわ違うように感じる。「やっぱり国産大豆はいいなー」と思いながら、食べた。
納豆に限らず、豆腐も同じことが言える。いわゆる、大豆製品全般に言えることかもしれない。
農業情勢は以前として厳しい。農業を支えるのは、農家でもなく、販売業者でもなく、国でもなく、「消費者である」と思う。ぜひ、国産大豆に目を向けてほしい。
ぜひ、納豆や豆腐を買うときは、裏表示を見て、国産大豆の表記を確認してほしい。同じ金額を払うなら・・。できれば、国産大豆という表示だけでなく、都道府県名を表示してほしいが・・。