置賜の食文化!?山形の食文化の一つに「打ち豆」がある。この辺では、あおばた豆を打ち豆にするケースが多い。味噌豆にしたり、煮物にしたり・・保存食として有効であり、雪国にとっては冬季間の貴重なタンパク源だと思う。昔の人って、頭いいよね。福島では「押し豆」と言う。
この打ち豆文化を大切にしたい・・そして後世に残さなければならないと思う。いや、この食文化は商売になるような気がする。
以前、川西食人のブログで紹介した「打ち豆のシチュー」。これはとても好評だった。写真のとおり・・。彩り、栄養・・いいと思いませんか?
紅大豆の打ち豆を使っているのがポイントだ。これを応用すればいい。もちろん、打ち豆シチューをレストランで販売してもらえばいいのだけれど・・。もちろん、紅大豆の打ち豆も入れて!
この打ち豆シチューを応用すれば、ドリアやグラタンができる。もちろん、クリームコロッケやパンの中に入れることもできる。
でも、米の消費も考えると、ごはんと一緒!?がいい。それならば、カレーだ。ホワイトカレーにすれば、この彩りがわかる。ホワイトビーンズカレーだ。いかがかな? 店で販売したら、売れると思うけど。どう?
八戸市のご当地グルメとして人気があるのが「グラタンパイ」。「むつ食品」という会社が作っている、1日3000個も売れるローカルフードだ。グラタンを春巻きの皮でつつみ、パン粉をつけて揚げたものである。このアイデアをいただき、打ち豆シチューでグラタンをつくり、同じように揚げれば・・どうかな? 立派なファーストフードになると思うけど・・どうかな?
打ち豆を使って・・そう言えば、かなり前の話だが、高畠高校が「打ち豆クッキー」を開発して、コンテストに出したら、全国で入賞したこともあるとか。菓子屋さん、どう?
俺は打ち豆をそのままスナック菓子のようにできないかと思っている。味噌豆の場合は、いろいろな作り方があるけど、揚げる場合もある。それと同じように考えれば・・。打ち豆を上手にローストして食べられればいいんじゃないかな? フリーズドライでもいいだろう。紅大豆やあおばた豆・・もちろん、秘伝豆やだだちゃ豆でもいいし・・山形ならではのスナック菓子になるんじゃないかな?? 味も塩、味噌、カレー、七味などバリエーションも加えることができる。
東京でも打ち豆は少しずつ浸透しているらしい。デパートでも人気が出ている話も聞く。せび、打ち豆を後世に残す意味も含めて、現代版とコラボしながら、何かできることはあるはず。
誰か、今まで書いたことの一つでもいいから、商品化・販売してほしいなー。