県庁担当者、各総合支庁担当者、そして、食品加工・販売を展開している事業者のみなさんに読んでもらいたいコラムです。
左の写真・・日経トレンディの6月号の表紙です。表紙を見て、すぐ購入しました。全国各地のB級グルメを特集したものです。
ほとんど、読み終えましたが、まず一番の感想・・。山形はPRが下手ですね。B級グルメの最高峰の大会、「B-1グランプリ」には、山形の名前はないし、この特集を読んでいても、ほとんど山形の名前はない・・あったのは・・後で紹介するよ。B級グルメじゃなくて、A級グルメがいっぱいあるから!? さくらんぼ、ラフランス、米沢牛、山形牛・・。確かに、A級かもしれないけど、こればかりではない。もっと情報の受発信をしっかりして、山形の食をいろんな角度からアピールすべきじゃないかな・・そう思わないかい? 県職員のみなさん! こういうと、必ず「行政の仕事じゃない」と言う職員がいるけど、他県の事例をもっと勉強すべきだね。いや、県職員だけじゃない、市町村職員も同じだ。
さてさて・・では、山形のB級グルメは・・そりゃ、いっぱいあるだろう。まず、筆頭は「玉こんにゃく」でしょう。昨晩の「秘密のケンミンショー」では、長井市の「平野屋」さんの玉こんにゃくの缶詰が紹介され、スタジオでは「おいしい!」の合唱・・。たぶん、今日はパニックしているかな・・。
そして、COCO夢屋の「どんどん焼き」。山形のB級グルメの代表格でしょう。長く県民全般に愛されてきた歴史もあるし・・俺も個人的には大好きです。
ほかにも、寒河江チェリーランドのアイス、山辺町の酢だまりかき氷、長井のジュアンの長井バーガー、長井・草岡ハムのさくらフランク、朝日町のダチョウフランク、尾花沢の「はいからさんのカリーパン」、山形市・仁藤商店の「紅大豆おからドーナツ」、村山市のバラアイス、庄内では、だだちゃ豆関連だって、平田牧場三元豚関連だってある・・。
もちろん、川西町にもある。ダリヤ園の「牛こん」、本田食品の米沢牛コロッケ、あっさりの牛すじ煮込みなど。
もっといろいろあるはず。絶対、開催は可能ですよ。
ところで、米沢牛コロッケ・・。この本の特集の中にも全国の「コロッケ」が紹介されていたが、米沢牛コロッケの名前はなし・・やはり、知名度が低いのだろう。
いろいろオブジェクションが来るだろうが、米沢牛コロッケの知名度を上げるには、上杉城史苑だけで独占的にしないことがポイントだと思う。
商品ブランドとして確立している事例を見てみると、単独業者で成功しているケースは稀である。やはり、複数店舗ですべき。米沢ラーメンを見れば、すぐにわかる・・喜多方ラーメンも富士宮やきそばも・・。みんなで、米沢牛コロッケを作って販売すれば、確実に知名度は上がる。ただ、米沢牛の頭数から考えると、難しいけど。でも、知名度をあげるには、ここがポイントだと思うよ。たぶん、文句がくるなー・・