世の中は米の生産調整検討、食料自給率アップ、米の消費拡大、米粉の活用など、米に関する話題はあちこちで見られる。
でも、あえていう! 米を直接消費する方法をもっと考えたらどうか?
米粉? だいぶ、普及してきたと思う。村山市の米粉パンもおいしかった。でも、米粉をしたところで、そんなに普及するだろうか? 米の消費拡大につながるだろうか? 問題は価格だ。菓子業者はシビアだ。小麦と比べれば、使いやすさと価格が完全なるネック。もっと日常的な消費を考えるべきではないか・・。このくらい、米粉が普及しても、たまにはするかもしれないけど、一般家庭で米粉を使った料理をするだろうか・・。疑問である。
簡単なのは、学校給食だろう。なぜ、ごはん給食を完全100%にしないのか? 理由がわからない。「子供がパンが好きだから・・」そんなのは理由にならない。農業の将来を考えてほしい。少しでも、米を食べるべきだ。みんなで支えるべきだ。
昔は、食卓やおやつで食べるパンは少なかった。でも、今はいつでも食べられる。こんな飽食の時代に、なぜパン給食をするのか、理由がわからない。まして、今のパンには、マーガリン、砂糖などが入っており、食べやすくなっている。つまり、ケーキのスポンジと材料は変わらない。肥満も課題なのに・・。地産地消の学校給食が注目を浴び、重要視されている今、ごはん給食にあった惣菜を行政、学校、栄養士、調理師が一つになって考えるべきだ。山形は米どころだぞ。
そして・・新たな提案・・。米の商品としての流通だ。
葬式の際の「お茶」をやめて、米にしたらどうか? なぜ、静岡をはじめとするお茶の産地の手助けをしなければならないのか? もう、都会では、おいしいお米での香典返しは結構している。米の持ち帰りは重いから・・お米券でしているとか。これもいい案ではないだろうか? 価格的には、積算したところ、まったく問題はない。
そして、出産祝いのお返しも・・。生まれた赤ちゃんの体重の分のお米を贈る・・これはどうか? これもすでに全国で実施している。子供の体重の分のおいしいお米に、赤ちゃんの写真ときれいなラッピングをすれば、お返しには最適ではないか・・どうろだう。いいと思うが・・。
続いて、お米の調理編。
最近気になっているのが「ライスコロッケ」。イタリアンでは結構出す店があるとか。ライスコロッケをもっと普及させてはどうか・・。山形の女性、お母さんたちのアイデアと技術があれば、いろんな商品が出てくるはず。ファーストフードにもなるし・・。味噌やチーズを入れるなどの「和+イタリアン」などはよくあるパターンだが、地産地消を意識して作れば、いろんな商品が出てくると思うけどね。どうだ?
そして、おにぎりの販売方法の改善。
山形には、さくらんぼのシーズンやいも煮会、新米のシーズンとなる秋には、たくさんの観光客が訪れる。この客を活かしたい・・。旅行会社やバス会社との連携も必要になってくるが、露店でおにぎり販売をできないだろうか? 今のルールでは、保健所的にはダメになっているが・・。これを改善してほしい。健康に問題はないだろう。学校行事や野外でのイベントで食べさせているのに。
もちろん、おにぎりの中に入れるものは、ある程度の制限が必要だろう。魚類の生物はダメとか。
そういえば、健康の問題・・。みなさんはコンビニの弁当、おにぎりはおいしいと思う? 俺は、それなりにおいしいと思う。でも、でも・・。新潟とか山形などのブランド米を使っているので、おいしいと思っていたのですが、裏表示を見たら・・ギョッギョッ!! ごはんを炊くときに「粘化剤」らしきものを入れているんですよ。つまり、粘りを出すために・・。だから、おいしいと思って食べているおにぎりや弁当のごはんは、本来の米のおいしさではない。薬を入れた米のおいしさなのです。みなさん、今度、裏表示を見てください。これって問題だとは思わない? これから育つお子さんの味覚がおかしくなるとは思いませんか?
コンビニよりも、露店で販売する地産地消グループのお母さんたちの手作り、できたておにぎりや弁当の方が、よっぽど健康的だと思うけど。
とにかく、お米を直接消費する何かが必要。アクションですよ。みんなの知恵が必要ですよね。