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高齢化と住宅について考える。

暑さ寒さも彼岸と言いますが、ここ数日は以前の猛暑がうそのような
寒ささえ感じる気温となりました。

私も年齢的に体が、この気候の変化に順応できずに大変です。

日ごろより体を鍛えておかないからだと痛感する今日この頃です。

と言うことで今回は、高齢化と住環境についてです。

ますます高齢化が進む中で、住宅にかかわる経費削減は、老後の生活に直接的
に影響を与えることになります。住宅の高断熱・高気密・高耐久による
高性能化は、冷暖房費の削減につながり住宅寿命も長く、維持費の負担も
少ない住宅になります。

住宅性能の善し悪しは住宅の住み心地と言うソフト面は勿論のこと、
耐久性などのハード面を強化することが将来の経済的な面からますます
重要になります。

これからの住宅は、住環境と共に地球環境全体についても考慮して
建てられなければなりません。そのためには、人も住宅もいつまでも
長生きの出来る住環境を建て主と施工会社が協力して創り上げる姿勢が
必要なのでしょう。

私共造り手も使命感を持ってお客様と共に住み心地の良い高性能な住宅
造り続けていけるよう精進してかなければと思う今日この頃です・・・・・
2010.09.24:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

元素記号Ar・・・アルゴンガス

  • 元素記号Ar・・・アルゴンガス
今回は、高性能複層ガラスに使用されるアルゴンガスについてです。

アルゴンガスは、電球や蛍光灯の中に封入されているガスです。

空気中に約1%含まれている不活性ガスで、毒性もなく不燃性で人体
に全く影響がありません。

複層ガラスの中にアルゴンガスを封入するのは、このガスが空気よりも
熱伝導率が低く熱を伝えにくい性質を持っているからです。

酸素を遮断することから「シールドガス」とも言われています。

空気よりも比重が重く動きにくいので熱を伝えにくくする効果があり、
複層ガラスの中間層で対流が起こるのを抑えて、断熱効果を高めます。

アルゴンガスはすごいですね~

前回お話した遮熱高断熱複層ガラス(LOW-E)に封入することで
さらにレベルUPです。
2010.09.18:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

紫外線カットにも有効な遮熱高断熱ガラス(LOW-E)

  • 紫外線カットにも有効な遮熱高断熱ガラス(LOW-E)
遮熱高断熱ガラス(LOW-E)は太陽光紫外線を約84%もカット


遮熱高断熱ガラスは、断熱性能に優れているばかりでなく、紫外線カット
にもすばらしい性能を発揮します。

オゾン層破壊による紫外線の被害は年々深刻になりつつあります。
特に皮膚ガンなどの発ガン性が指摘されています。

紫外線はメラミン色素を増やして肌を黒くする作用がありますから
美容上も注意する必要があります。特に幼児など、皮膚がデリケートなうちは、
紫外線の被爆から守ってあげる必要があります。

窓は、温熱環境を守るばかりではなく紫外線や騒音など自然や生活環境による
様々な健康被害から、住まう人々を守る役割を担う大切な部位ですね。
2010.09.17:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

開口部のガラスの話・・・4

  • 開口部のガラスの話・・・4
今回は、高性能省エネガラスの決定版

LOW-E・アルゴンガス入り複層ガラスです。

アルゴンガス封入ガラスは、LOW-Eガラスの断熱効果を更に
高める為に、複層ガラスの空気層にアルゴンガスを封入したものです。

断熱効果は、三層ガラスよりも高い熱貫流率を示しています。

このアルゴンガス封入ガラスを採用した場合、夏は窓から入る
日射を最大限に遮断し、冬は暖房熱を外部に極力逃がさない
ようにして、四季を通じて住宅性能の中でも大切な温熱環境を
最善の環境に保全します。

密閉するだけの省エネルギー技術は比較的簡単ですが、
自然のエネルギーを最大限に利用し、開放的な環境での省エネルギーの
技術は、様々な施工技術と工夫、さらに優秀な開口部部材の選択が
欠かせませんね。


ここでつぶやき

ところで、Y部長の今回の記事は困った物です。

何で私を巻き込むのでしょう確かに電気は苦手ですが・・・・・





営業部Y部長はこの人です。

HPは、こちら
2010.09.10:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

開口部のガラスの話・・・3

  • 開口部のガラスの話・・・3
今回は、以前にも少しお話いたしました遮熱複層ガラスです。


遮熱高断熱複層ガラスは、夏の強烈な太陽エネルギーを反射して冷房効率

を高める目的に適した複合ガラスです。

2枚のガラスの間に、乾燥した空気を封入して室外側のガラスに、

遮熱タイプのLOW-Eガラスを使用して、外部からの日射熱を

室内に入りにくくしています。

また、冬は室内の暖房熱を反射していますので、外部に逃がさず

暖房効率を高めます。


つまり「夏涼しく、冬暖かい」理想のガラスです。

西日のあたる部屋には最適です。
2010.09.08:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]