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断熱材の種類とその特徴6

  • 断熱材の種類とその特徴6
前回の続きで今回も発泡プラスチック系断熱材をご紹介しましょう。

今回は、硬質ウレタンフォームをご紹介します。



この断熱材は、微細な独立気泡で形成された断熱材です。気泡には、熱伝導率が

きわめて小さいガスが含まれていますので、断熱性能に優れています。

ボード状に加工された製品のほかに、施工現場で直接吹き付けて使用する現場発泡

品もあります。現場発泡ウレタンは、乾燥する前のモノマー状態では、強毒性が

ありますから施工中と養生が完了するまでは注意が必要です。

2013.08.11:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

断熱材の種類とその特徴5

  • 断熱材の種類とその特徴5
今回から発泡プラスチック系断熱材をご紹介します。

発泡プラスチック系断熱材は、硬質で板状(ボード状)のものが多く
住宅では、主に基礎や床下などの部位に使用されています。

(外断熱工法の多くは、この系統の断熱材を基礎だけでなく
壁や屋根にも使用していますね。)

今回は、その中からビーズ法ポリスチレンフォームをご紹介します。




この断熱材は、一つ一つの粒の中に独立した気泡構造を持った建材で、

水や湿気に強いのが特長です。又軽くて加工性・施工性に優れおり金型

による成型品のため、自由な形に仕上げることができ、板・筒などの

様々な製品が製造されます。


発泡プラスチック系断熱材の中では柔らかくややも弾力性があります。


よく保冷用の箱(魚箱)や水道管の保温材などにも使われていますね。





2013.08.04:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

断熱材の種類とその特徴4

  • 断熱材の種類とその特徴4
今回は、前回に引き続き無機繊維系の断熱材でロックウールです。



耐熱性能に優れているため、鉄骨の耐火被覆に使用されたりします。
立体駐車場などでお目にかかったことがありますよね。



ロックウールは、耐熱性に優れた鉱物を高熱で溶かし、ごく細かい
繊維状にした断熱材です。床・壁・天井と住宅のほとんどの部位に
使用できます。650℃以上の熱にも耐え有毒ガスも発生しません。
撥水性・耐久性があり防音性にも優れています。グラスウールの
ように水を吸う性質はありませんがグラスウールと同じように
気密施工が重要です。
2013.07.27:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

断熱材の種類とその特徴3

  • 断熱材の種類とその特徴3
今回は、無機繊維系断熱材のグラスウールです。

最も一般的な断熱材で断熱材と言うとグラスウールをイメージする

方が多いと思います。



ではどの様なものなのでしょうか

グラスウールは、ガラスを細かい繊維にして綿状に加工した断熱材です。

床・壁・天井と住宅のほとんどの部位に使用できます。厚さや密度が高く

なるほど断熱性能に優れ、軽くて使いやすい断熱材です。無機質なので燃え

にくく、ガスも発生しません。防音性能や耐久性にも優れています。

欠点は、水を吸う性質があることです。(これが厄介です。)施工する際は、

防湿のためにも気密性能に十分注意が必要ですね。

2013.07.20:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

断熱材の種類とその特徴2

  • 断熱材の種類とその特徴2
前回は、あまりに蒸し暑かったので不快指数の話をいたしましたが

今回は、前のお話の続きで主な断熱材の種類と特徴についてです。


では今回ご紹介する断熱材は、木質繊維系断熱材で
インシュレーションボード(硬質繊維板)です。



主に木材などの植物繊維を成型した繊維板のうち、密度が0.35g/cm3
未満のものをインシュレーションボード、密度が0.80g/cm3以上のもの
をハードボードといいます。シージングボードやMDF等も同じ仲間で、堅さ
によって分類されています。多孔質で軽く断熱性・吸音性に優れており、畳床
の心材や、断熱・防音板、外壁下地材などに使用されます。




次回は繊維系の断熱材の予定です・・・

2013.07.12:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]