今回は、高断熱住宅(住宅の高性能化)を推進するのはなぜ・・・について考えます。
地球温暖化防止のために、化石燃料の大幅な削減は、これからの地球に生きていく全ての
人類にとって大変重要な問題であることは、ご存じの通りです。
(ちょっと大きなお話しですが。)
そのためには、住宅の高性能化を推進していく必要性があります。
今までは、化石燃料の消費を削減することにより経済的な恩恵が大きいと言うことでその
手段として取り組まれてきたのが住宅の高性能化なのですが、そのことによりエネルギー
消費の削減のほかに素晴しい副産物が潜んでいることが建築・住環境・医学等の各分野から
公表されています。それがNEB(ノンエナジーベネフィット)という考え方だそうです。
ここでノンエナジーベネフィット(何やら難しそうですが)についてお話しいたします。
まずは、エナジーベネフィットという言葉がございます。
EB(エナジーベネフィット)とは、エネルギー削減による効用のことで住宅を高断熱化する
ことにより電気代が減ったなどと言ったことです。
ノンエナジーベネフィットとは、それ以外のことで例えば住宅を高断熱化することにより
健康性(手足の冷え・肌のかゆみ・アレルギー性・・・など健康面での改善効果)や快適性
・遮音性など省エネルギー以外の効用のことだそうです。
なかなかわかりずらいのですがここが大事です。
と言うことで長くなりそうなので今回は、ここまで。
次回につづくです・・・
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