今回から換気について考えます。
(以前にもお話した内容もあるかとは思いますがご容赦ください。)
換気装置がない時代でも住宅は、なんらかの形で換気は行われ室内環境(空気質)
を保ってきたのでしょう。たとえば、気流や風・温度差等の様々な自然条件を
利用して。簡単なところでは窓を開けて通気するのも換気の一種ですね。
換気を行い風を入れることで夏は涼しさを得ることができたりもします。
一時期、換気装置の設置義務のないころ建てられた古い隙間だらけの住宅で起きた
簡易的な給湯器による排ガス中毒事故が、新聞紙面をにぎわしましたが、これは
どんなに隙間があっても自然換気だけでは安全上、必要とする換気が行われていない
事を示しています。(今ではあまり聞きませんが怖いはなしですね~)
前にも述べましたが、換気性能は住宅の室内環境を良好に保つために大変重要な
要素なのです。
特に、住宅の性能(気密化)が格段に高くなった現在では、24時間換気が義務化
されるほどです。
そして、換気を行う場合には、給気と排気の考え方が計画的であることが最も重要
なのは、皆さんもよくご存じだと思います。
それでは、次回に続く・・・・・
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