今回は、高性能住宅について考えるです。
東日本大震災による原発の事故以来、エネルギーの要である電力について、
大きな転換期が、きているようです。その流れは、我が国の住宅行政をも
大きく変えようとしています。我が国の住宅は、ゼロエネルギーハウスを
はじめとする高性能住宅の時代へ進み始めています。
では、高性能住宅はなぜ必要とされるのか・・・考え方は、いろいろあると
思いますが、なるほどと思う解説書がありましたので一部を雄かいつまんで
ご紹介します。
「これから住宅を建てようと思っている皆様にとって最も関心のあることは、
将来的に日本の住宅は、どの様に変化するのだろか、今自分が建てようと
している住宅は、すぐに時代遅れになってしまうのではないか、と言うこと
ではないでしょうか。
特に地球環境に関心を持ち、省エネルギーに関心を持って住宅に高性能を
求めている方にとっては、とても重要な問題だと思います。
それは、住宅に必要な現在の必要経費と共に、老後の生活費に占める冷暖房
経費として住宅経費が大きな割合を占め、住宅の性能が将来の老後の生活の
質に直接関係してくるからです。
さらに、今後は地球環境に関連する環境税やエネルギー税など、使用する
エネルギーやリフォームなど住宅性能に関係する、様々な税や経費負担が、
発生してくることも予想されます。
働き盛りの現在は良いにしても老後に必要な住宅経費を考えた場合、これから
建てる住宅は環境負荷の少ない省エネルギー住宅であることが、建築後の豊かさ
を担保する大きな条件となります。
さらに、住宅の劣化が少なく耐久性・耐震性に優れていること、防蟻対策が充分
であること、高耐久で長寿命であることなど、高断熱・高気密・計画換気が可能な
トータルバランスに優れた高性能住宅であることが重要です。」
エネルギー税なんかも設けられるとますます大変になりますね。
しかし、なんらかの環境対策が必要であり環境税の新設を賛成している方々も
多いと聞きます。
老後の生活を考えればやはり、高性能住宅を建てるべきですね。
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