意外に重要なトイレの断熱性能

  • 意外に重要なトイレの断熱性能
前回からの続きで今回は、トイレについてです。

家の中で脳卒中の発生が多いのは、浴室よりもトイレです。

温度差と共に排便する時のいきみが、血圧上昇に大きな影響
を及ぼしているからです。

暖かい部屋から急に寒いトイレにたち、しかも、いきむ。

この一連の相乗作用が血圧を急激に10mmHg以上も
上げてしまいます。

循環器系統に疾患を持つご老人や、ほとんどの人がトイレでの
心臓疾患や脳卒中の危険があるわけです。

トイレは家の外という考えから暖房もしていませんでしたが、
家族の健康を考えるならば、居室とトイレの温度差の解消は、
最も重要なことでしょう。
2010.10.31:m-seino:[清野 光芳/レポート集]

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