木材について考える・・・

  • 木材について考える・・・
今回も前回の続きで木材について考えるです。

木材は、人に優しい・地球環境にやさしい材料と言えます。

鉄やコンクリートなどの建築用材が製造過程で多くのエネルギーを
使用して、多量の二酸化炭素を排出して地球環境に悪影響を与えて
いるのに対し木材は、製造過程においてもエネルギー使用量が少なく
伐採されも伐採前に蓄えた二酸化炭素を内部にストックしています。

木材は、伐採されて建築資材となった後も、森林のフィトンチッド効果
(森の中のすがすがしい空気を吸うと心身共にリフレッシュする作用)
や調湿作用があり、快適な室内環境を創り出す為に寄与します。

また、ハイハイしたての赤ちゃんが好むものは、木のフローリング
だそうです。それは、木材の肌触りが優しいことを本能的に知って
いるからでしょう。
子供部屋を木材の多い空間にすると落ち着いて
勉強が出来ると言われるのも木に対する本能的な思いがあるからでは
ないでしょうか。

森は、木は、人に優しいだから木造住宅は人にやさしいのです。

2010.07.01:m-seino:[清野 光芳/レポート集]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。