熱負荷の話

今回は、前回の続きで熱負荷の話です。

冷房負荷・暖房負荷を構成する熱はどんな物があるのかお話します。

冷房負荷を構成する熱

太陽の輻射熱
・ガラスを通過して入る熱
・外気に面する屋根や壁を通して入る熱

室内と室外の温度差による熱伝導
・ガラス面を伝わって入る熱
・外気に面する屋根や壁を伝わって入る熱 
・間仕切り壁や床、天井を伝わって入る熱 

室内で発生する熱
・照明から発生する熱
・人体から発生する熱
・室内の設備機器から発生する熱

侵入してくる熱
・サッシや扉などの隙間風による負荷

取り入れた外気
・換気の為の装置からは入る外気の負荷

   
暖房負荷を構成する熱

室内と室外の温度差による熱伝導       
・ガラスを通過して出ていく熱 
・外気に面する屋根や壁を通して出ていく熱
・間仕切壁や床、天井を通して出ていく熱

侵入してくる外気
・サッシや扉からの隙間風による負荷

取り入れた外気
・換気の為の装置から入る外気の負荷


一般住宅では、だいたいこの様な物が挙げられます。

このような暖冷房負荷を小さくする為には、隙間を小さくし
サッシの断熱遮熱性能を高め建物外皮(屋根又天井・壁・床又は基礎)
の断熱性能を上げる必要があります。

ただし夏の場合、前にもお話しましたが熱ごもりもありますので冷房負荷を
より小さくするには、建築的な工夫が必要です。
その工夫の内容は当社体感展示場にてご確認ください。

                            ちゃんちゃん。
2010.01.29:m-seino:[清野 光芳/レポート集]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。