必要な空気量

 今回は、換気にかかわる話です。

 室内で人の呼吸だけなら、長時間密閉状態が続かない限り
命に危険はないのですが
一般の住宅では、ガスコンロや各種暖房器具など大量の酸素を消費する
燃焼器具があり その他、煙草による汚染など室内では急激に空気が汚れる
ことも考えなければなりません。

(当社の推奨するHIや蓄暖、エアコンなどは電気ですし外部ボイラー式の
温水暖房機も空気汚染は少ないです。でも煙草は別)

 建築基準法においては、この様な事情を考えて一人当たり
1時間に20㎥の空気の入れ替えを基準値として挙げています。

 20㎥と言えば、大体六畳間位の気積の量です。
六畳に四人も入れば1時間に4回も空気を入れ替えなければなりません。

 しかし、寒い時期に長時間窓を開けて換気するわけには行きませんから、
必要な換気を計画的に行うためにも24時間稼動する計画換気が必要ですね。

(六畳間に四人・・・マージャン部屋?)
2009.10.17:m-seino:[清野 光芳/レポート集]

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