高断熱・高気密住宅とは、簡単に言ってしまえば室内と室外の空気の流れを
遮断してしまうことをある程度可能とした工法の住宅です。
したがって、住まい手がかなり意識的に空気管理しないと室内の空気は
すぐによどんでしまいます。
よどむと言うことは、水の場合なら腐りにつながるように空気の場合も
二酸化炭素が増えてどんどん不健康な状態になっていきます。
住宅の工法が進化して変われば、それに応じて住まい方も変化していきます。
現在は、シックハウスの問題等から24時間の計画換気が義務づけられる
ようになりました。
また、暖房器具もエアコンや蓄熱暖房機・パネルヒーター
FF式ストーブにするなど、従来の暖房器具のように室内の空気を燃焼に
使用したり、汚すことのない暖房器具の採用が重要です。
何度かお話しましたが簡易式の開放型の石油・ガスストーブ温風式石油・ガス
ストーブ等は、様々な弊害を引き起こします。
皆様は良くご存知ですよね
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健康な暮らしの為の空気管理2
2010.12.04:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
健康な暮らしのための空気管理
住宅の快適性を追求する為には、室内空気管理の問題を避けて通る
ことは出来ません。
構造躯体をすっぽりと断熱材で覆うことで、住宅の内部環境を
コントロールする高断熱・高気密型の住宅において、
壁内や床下、小屋裏等、住宅の構造躯体内の空気管理がいかに大切な
ことかは、壁面の結露の問題等で充分にご存じのことと思います。
確かに現在の住宅工法では、高断熱・高気密工法は、もっとも効率よく
内部環境をコントロールできますが、室内で使用する暖房器具の使い方
など、住まう方にしっかりと室内空気の管理をご理解していただかなければ、
快適なはずの高断熱・高気密住宅がもっとも危険で不快な住環境にも
なりかねません。
住宅を結露から守る外皮の断熱気密、居室内の空気管理は非常に
重要なことですね。
次回に続く・・・・
ことは出来ません。
構造躯体をすっぽりと断熱材で覆うことで、住宅の内部環境を
コントロールする高断熱・高気密型の住宅において、
壁内や床下、小屋裏等、住宅の構造躯体内の空気管理がいかに大切な
ことかは、壁面の結露の問題等で充分にご存じのことと思います。
確かに現在の住宅工法では、高断熱・高気密工法は、もっとも効率よく
内部環境をコントロールできますが、室内で使用する暖房器具の使い方
など、住まう方にしっかりと室内空気の管理をご理解していただかなければ、
快適なはずの高断熱・高気密住宅がもっとも危険で不快な住環境にも
なりかねません。
住宅を結露から守る外皮の断熱気密、居室内の空気管理は非常に
重要なことですね。
次回に続く・・・・
2010.12.03:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
燃焼器具による室内空気汚染について
前回の続きで今回は、一酸化炭素中毒の危険性についてです。
燃焼中の部屋で酸素が欠乏してくると今度は不完全燃焼が起こり、
恐ろしい一酸化炭素中毒を起こしてしまう危険性があります。
そのメカニズムは、一酸化炭素とヘモグロビンの性質にあります。
血液中のヘモグロビンは、体内に酸素を運ぶという役割をします。
ヘモグロビンは、肺に吸入した空気中の酸素と結びついて酸素を
体内に運びますが、一酸化炭素は酸素よりも約250倍もヘモグロビン
と結びつく力があります。
一酸化炭素が恐ろしいのは酸素が充分にあっても一酸化炭素が
発生すると血液中のヘモグロビンが酸素よりも先に結びついてしまい、
一酸化炭素中毒を引き起こしてしまうことです。
開放型の燃焼器具は、きちんと扱わないと大変なことになります。
ある程度の気密性のある住宅ではなおさら怖いですね。
うちの事務所もか・・・・・
燃焼中の部屋で酸素が欠乏してくると今度は不完全燃焼が起こり、
恐ろしい一酸化炭素中毒を起こしてしまう危険性があります。
そのメカニズムは、一酸化炭素とヘモグロビンの性質にあります。
血液中のヘモグロビンは、体内に酸素を運ぶという役割をします。
ヘモグロビンは、肺に吸入した空気中の酸素と結びついて酸素を
体内に運びますが、一酸化炭素は酸素よりも約250倍もヘモグロビン
と結びつく力があります。
一酸化炭素が恐ろしいのは酸素が充分にあっても一酸化炭素が
発生すると血液中のヘモグロビンが酸素よりも先に結びついてしまい、
一酸化炭素中毒を引き起こしてしまうことです。
開放型の燃焼器具は、きちんと扱わないと大変なことになります。
ある程度の気密性のある住宅ではなおさら怖いですね。
うちの事務所もか・・・・・
2010.11.27:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
寒くなりました・・・
寒くなりましたね
私たちの事務所もブルーヒーターが大活躍です。
朝晩は、これがないと寒くて入られません。
(無気密・無断熱にちかいの事務所なので・・・・・)
しかし私どもの事務所のようにすかすかの建物ならばまだいいのですが
そこそこ気密性の良くなった近年の住宅では、開放型の暖房器具はいろいろと
問題があるのは皆さんもご存知の取りです。
そこで今回は、以前にもお話しましたがあらためて燃焼器具による室内空気
汚染について考えて見ます。
燃焼の仕組みは、科学的には物質が多量の光と熱を発して、酸素と化合する
現象を言います。
灰などを見ると燃焼すると物質が消滅するように感じられますが、
物質が急激に酸化し、分解されて姿を変えるだけで燃焼しても
質量は変わりません。
灯油の場合1ℓ燃焼すると二酸化炭素13㎥・水蒸気1,100gを放出します。
したがって室内で石油ストーブを燃焼させることは、目には見えませんが、
石油を燃焼させただけ水分を水蒸気として、ばら撒いていることになります。
う~んこれじゃ結露も起こりますね・・・・・
今回はここまでです。
次回につづく・・・・・
私たちの事務所もブルーヒーターが大活躍です。
朝晩は、これがないと寒くて入られません。
(無気密・無断熱にちかいの事務所なので・・・・・)
しかし私どもの事務所のようにすかすかの建物ならばまだいいのですが
そこそこ気密性の良くなった近年の住宅では、開放型の暖房器具はいろいろと
問題があるのは皆さんもご存知の取りです。
そこで今回は、以前にもお話しましたがあらためて燃焼器具による室内空気
汚染について考えて見ます。
燃焼の仕組みは、科学的には物質が多量の光と熱を発して、酸素と化合する
現象を言います。
灰などを見ると燃焼すると物質が消滅するように感じられますが、
物質が急激に酸化し、分解されて姿を変えるだけで燃焼しても
質量は変わりません。
灯油の場合1ℓ燃焼すると二酸化炭素13㎥・水蒸気1,100gを放出します。
したがって室内で石油ストーブを燃焼させることは、目には見えませんが、
石油を燃焼させただけ水分を水蒸気として、ばら撒いていることになります。
う~んこれじゃ結露も起こりますね・・・・・
今回はここまでです。
次回につづく・・・・・
2010.11.26:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
屋根から煙?
上の画像は今朝の撮影した物で
弊社事務所の敷地内にある木造物置のです。
屋根から白い煙のような物が出ていますが火事ではありません。
久々に見ましたが寒くなった証拠ですね。
屋根から湯気が立っているんです。
(お風呂じゃないですよ。)
屋根に霜が降りて晴れた朝の日差しで暖められ水蒸気となり
再び水に戻って白く見えているんですね。
でも、この時期にこれが見られるのは、自然豊かな山奥だからですかね~
朝晩は寒いです高性能な外断熱の事務所が良いですね~
弊社事務所の敷地内にある木造物置のです。
屋根から白い煙のような物が出ていますが火事ではありません。
久々に見ましたが寒くなった証拠ですね。
屋根から湯気が立っているんです。
(お風呂じゃないですよ。)
屋根に霜が降りて晴れた朝の日差しで暖められ水蒸気となり
再び水に戻って白く見えているんですね。
でも、この時期にこれが見られるのは、自然豊かな山奥だからですかね~
朝晩は寒いです高性能な外断熱の事務所が良いですね~
2010.11.20:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]