本日は、午後より6時間階段の改修作業をしてまいりました。
建物は住宅ではなく施設の階段ですのでコンクリート製にカーペ
ット仕上げをした階段で大変立派なものです。仕上げの一部に手
を入れる作業でしたが明日がお休みなので今日中仕上げようと私
も含めて5人掛で頑張りました。【何とか間に合いました。】
[お待ちいただきました施設の関係者の皆様並びに工事関係者
の方々には大変感謝しております。有難うございました。]
しかし、硬いコンクリートの階段で裸足で上がり下がりを数時間続けいまし
たので膝や足に負担がかかったようでかなり効きました。
年のせいですかね~
今日、つくづく思いましたが、私はやはり
【しなやかさと暖かみ】のある木の床・木の階段がいいですね~
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やっぱり木の床がいいです。
2015.05.30:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
住宅の高断熱化は、運動にも勝る改善効果(高性能住宅を推進する必要性)
今回は、『住宅の高断熱化は、運動にも勝る改善効果』のレポートをご紹介い
たします。
【2002年~2008年の間で新築住宅に移転した人を対象に住まいの
「居住者健康性」に対する影響を明らかにすることを目的としたアン
ケート調査を行いました。(2万人)日常生活習慣などについても聞
いています。飲酒の頻度、タバコを吸うか、運動の頻度などについて
も、それぞれの行為ごとに健康改善効果を分析 しました。
上図は、これらの結果を、断熱による効果と相対的に比較したものです。
例えば、喉の場合、改善の約5割が断熱、3割が喫煙、2割が運動による影
響と出ています。
日常生活において適度な運動を行うことは、健康を保つために非常に重要
と言われ生活習慣病の予防に欠かせないものと位置づけられています。確か
に、本結果でも運動は、日常生活習慣の中では、最も影響が大きいと出てい
ます。しかしながら、この調査の結果では、住まいの断熱は、この運動より
も大きい影響を持つことが示されています。これまで、断熱は、寒さや暑さ
を和らげ快適性を向上させると言われていますが、快適性は、人それぞれの
感覚に強く依存します。
同じ断熱でも、その効果は人によって変わることになり、求められるもの
は個人の好みになります。健康も人によって大きく異なるのは同じですが、
これの重要性は社会的な意味でも明らかです。住まいの断熱化は社会人とし
て重要です。】
この調査では、生活習慣が健康改善効果に与える影響は大きなものがありま
すが、それよりも大きな効果が住宅の高断熱化で得られることを明確にして
います。
たします。
【2002年~2008年の間で新築住宅に移転した人を対象に住まいの
「居住者健康性」に対する影響を明らかにすることを目的としたアン
ケート調査を行いました。(2万人)日常生活習慣などについても聞
いています。飲酒の頻度、タバコを吸うか、運動の頻度などについて
も、それぞれの行為ごとに健康改善効果を分析 しました。
上図は、これらの結果を、断熱による効果と相対的に比較したものです。
例えば、喉の場合、改善の約5割が断熱、3割が喫煙、2割が運動による影
響と出ています。
日常生活において適度な運動を行うことは、健康を保つために非常に重要
と言われ生活習慣病の予防に欠かせないものと位置づけられています。確か
に、本結果でも運動は、日常生活習慣の中では、最も影響が大きいと出てい
ます。しかしながら、この調査の結果では、住まいの断熱は、この運動より
も大きい影響を持つことが示されています。これまで、断熱は、寒さや暑さ
を和らげ快適性を向上させると言われていますが、快適性は、人それぞれの
感覚に強く依存します。
同じ断熱でも、その効果は人によって変わることになり、求められるもの
は個人の好みになります。健康も人によって大きく異なるのは同じですが、
これの重要性は社会的な意味でも明らかです。住まいの断熱化は社会人とし
て重要です。】
この調査では、生活習慣が健康改善効果に与える影響は大きなものがありま
すが、それよりも大きな効果が住宅の高断熱化で得られることを明確にして
います。
2015.05.23:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
エコリフォームの便益と意義(高性能住宅を推進する必要性)
今回は、『エコリフォームの便益と意義』のレポートをご紹介いたします。
【上図は、エコリフォーム(省エネリフォーム)で断熱改修を行う場合、
エコリフォームに使った資金の回収をEB(エナジー・べネフィト)の省
エネルギーのみで回収しようとした場合、シミュレーションでは28年も
の期間が必要だと試算されています。
それを省エネルギーと共に断熱・気密性能向上による疾病予防等のNE
B(ノンエナジー・ベネフィット)による便益を加算していくことにより、
EBの省エネルギー効果のみの場合、と比較すると12年も投資回収期間
の短縮ができ、16年程度でエコリフォームの資金が回収可能であると試
算されています。
さらに社会的な便益である各種補助金や健康保険等の使用減も付け加え
れば11年で投資回収が可能になるというシミュレーション結果です。
エコリフォームは個人的な便益も大切ですが、社会全体のNEBを考慮
して行われることで、EBのエネルギー削減効果の3倍に近い効果がある
ことが認められると、このシミュレーション結果は示しています。
わが国の医療費は、37兆円(2010年)と言う膨大な金額が使われ、
毎年1兆円規模で拡大しています。
エコリフォームの温熱環境の改善によって、病気になりにくい健康体が
維持できる環境が整うと、病気になりにくく健康保険の使用回数も減り、
家計が助かり国にも負担をかけない生活ができます。
「風が吹けば桶屋が儲かる」と言うことわざがありますが、エコリフォー
ムは、建前では人間に優しく、地球にも優しい環境の改善です。本音は、
省エネルギーで家計が助かり、病気になりにくい温熱環境を創り出し、健康
保険の使用回数が減ることで家計の出費も減り、国の税金も減ります。さら
に地球環境を汚染しない未来に責任を持てる住環境を創り出します。
エコリフォームに関するNEB(ノンエナジー・べネフィット)の便益
ですが、新築時にNEBを意識して住宅を建てることが、どんなに重要である
かと言うことも認識されなければなりません。】
【上図は、エコリフォーム(省エネリフォーム)で断熱改修を行う場合、
エコリフォームに使った資金の回収をEB(エナジー・べネフィト)の省
エネルギーのみで回収しようとした場合、シミュレーションでは28年も
の期間が必要だと試算されています。
それを省エネルギーと共に断熱・気密性能向上による疾病予防等のNE
B(ノンエナジー・ベネフィット)による便益を加算していくことにより、
EBの省エネルギー効果のみの場合、と比較すると12年も投資回収期間
の短縮ができ、16年程度でエコリフォームの資金が回収可能であると試
算されています。
さらに社会的な便益である各種補助金や健康保険等の使用減も付け加え
れば11年で投資回収が可能になるというシミュレーション結果です。
エコリフォームは個人的な便益も大切ですが、社会全体のNEBを考慮
して行われることで、EBのエネルギー削減効果の3倍に近い効果がある
ことが認められると、このシミュレーション結果は示しています。
わが国の医療費は、37兆円(2010年)と言う膨大な金額が使われ、
毎年1兆円規模で拡大しています。
エコリフォームの温熱環境の改善によって、病気になりにくい健康体が
維持できる環境が整うと、病気になりにくく健康保険の使用回数も減り、
家計が助かり国にも負担をかけない生活ができます。
「風が吹けば桶屋が儲かる」と言うことわざがありますが、エコリフォー
ムは、建前では人間に優しく、地球にも優しい環境の改善です。本音は、
省エネルギーで家計が助かり、病気になりにくい温熱環境を創り出し、健康
保険の使用回数が減ることで家計の出費も減り、国の税金も減ります。さら
に地球環境を汚染しない未来に責任を持てる住環境を創り出します。
エコリフォームに関するNEB(ノンエナジー・べネフィット)の便益
ですが、新築時にNEBを意識して住宅を建てることが、どんなに重要である
かと言うことも認識されなければなりません。】
2015.05.09:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
断熱性能向上と疾患予防による便益(高性能住宅を推進する必要性
)
今回は、『断熱性能向上と疾患予防による便益』のレポートをご紹介いたし
ます。
【上表は、一般的な所得世帯の住宅を改修して高断熱住宅にした場合の「休業
損失予防による便益」と「医療費の軽減による便益」を表したものです。
心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧などの血管に関連する疾患の多くに便
益が見られます。「休業損失予防による便益」では、高血圧の便益が高くなって
いますが、安定した暖かい室温が保たれた場合、ヒートショックなどの温度差
によるストレスが少なくなるのでこのような便益が生まれるものと考えられま
す。
心疾患や脳血管疾患、糖尿病についても安定して適度な室温が保たれた場合
、発病の予兆となる体調変化も少なくなり休業につながるような症状も現れに
くいことがわかります。
更に、罹患した場合の医療費の削減効果も顕著に表れています。住宅の安定
した暖かさが保たれれば、健康を保つことができる予防医学的な効果も期待で
きるものと考えられます。
その他、様々な室内の温度差や寒さに起因する病気についても高い予防効果
と医療費の軽減が見られ、住宅の温熱環境の重要性がわかります。
一般家庭の医療費の高額化が問題になっていますが、断熱性脳の高い住環境
は有効な医療費削減の手段となります。】
この様に経済的に考えても住宅の高断熱化はNEB(ノンエナジーベネフィ
ット)効果が認められます。
疾患の内容も、ガンを除く成人病が対象なっており、休業による損失や罹患
よる医療費の負担増など、住宅性能の大切さがわかりますね。
今回は、『断熱性能向上と疾患予防による便益』のレポートをご紹介いたし
ます。
【上表は、一般的な所得世帯の住宅を改修して高断熱住宅にした場合の「休業
損失予防による便益」と「医療費の軽減による便益」を表したものです。
心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧などの血管に関連する疾患の多くに便
益が見られます。「休業損失予防による便益」では、高血圧の便益が高くなって
いますが、安定した暖かい室温が保たれた場合、ヒートショックなどの温度差
によるストレスが少なくなるのでこのような便益が生まれるものと考えられま
す。
心疾患や脳血管疾患、糖尿病についても安定して適度な室温が保たれた場合
、発病の予兆となる体調変化も少なくなり休業につながるような症状も現れに
くいことがわかります。
更に、罹患した場合の医療費の削減効果も顕著に表れています。住宅の安定
した暖かさが保たれれば、健康を保つことができる予防医学的な効果も期待で
きるものと考えられます。
その他、様々な室内の温度差や寒さに起因する病気についても高い予防効果
と医療費の軽減が見られ、住宅の温熱環境の重要性がわかります。
一般家庭の医療費の高額化が問題になっていますが、断熱性脳の高い住環境
は有効な医療費削減の手段となります。】
この様に経済的に考えても住宅の高断熱化はNEB(ノンエナジーベネフィ
ット)効果が認められます。
疾患の内容も、ガンを除く成人病が対象なっており、休業による損失や罹患
よる医療費の負担増など、住宅性能の大切さがわかりますね。
2015.05.05:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
断熱化には健康を下支えする役割(高性能住宅を推進する必要性)
今回は、『断熱化には健康を下支えする役割』のレポートをご紹介いたし
ます。
【私たちの日常生活を維持するためには、必ず電気・ガスなどのエネルギー
が必要です。各家庭で使用する様々なエネルギーを、専門家は①暖冷房、②
給湯調理、③照明家電他の大きく分けて3つの分野に分けて整理します。
上図左の「これまでの普通の家」は、現在の一般家庭のエネルギー使用状
態を表しています。これに対し、住宅の断熱性を向上させることで暖冷房に
関するエネルギー消費を減らすことが、省エネ住宅の狙いです。
また、照明器具や給湯機器などの機械設備のエネルギー消費を小さくした
り、太陽電池を屋根に載せたりすることで、住宅全体の省エネ化を図る方法
もあります。これが機械設備依存型の省エネ住宅です。
つまり、省エネ住宅には、断熱化するものと、断熱化しないものの2種類
が存在しています。ところが、断熱化には私たちの健康を下支えするという
非常に重要な機能が期待されています。
したがって、健康な住宅には断熱化が必須になります。住宅を予め高断熱
化し、その上で省エネ設備や高効率設備を設置することで健康・省エネルギ
ー住宅が実現することになります。機械依存型の省エネルギー住宅の場合は、
機械や設備の耐用年数を常に考慮しなければなりません。新築当初は省エネ
ルギー住宅だったとしても、機械や設備はほとんどの場合10年未満でしか
保証期間が無く、長くても20年もすると機械や設備の更新が必要となりま
す。本来求められる省エネルギー住宅は断熱性能や気密性能を高めることに
よって、住宅性能そのものを高性能化することで、機械に極力頼らない省エ
ネルギー住宅が期待されます。】
住宅の高断熱化は、省エネルギーにもなりますが健康を維持する下支えに
なることが重要です。健康維持のためにも住宅の高断熱化はかりその上で、
高効率設備の採用を検討することが大切ですね。
ます。
【私たちの日常生活を維持するためには、必ず電気・ガスなどのエネルギー
が必要です。各家庭で使用する様々なエネルギーを、専門家は①暖冷房、②
給湯調理、③照明家電他の大きく分けて3つの分野に分けて整理します。
上図左の「これまでの普通の家」は、現在の一般家庭のエネルギー使用状
態を表しています。これに対し、住宅の断熱性を向上させることで暖冷房に
関するエネルギー消費を減らすことが、省エネ住宅の狙いです。
また、照明器具や給湯機器などの機械設備のエネルギー消費を小さくした
り、太陽電池を屋根に載せたりすることで、住宅全体の省エネ化を図る方法
もあります。これが機械設備依存型の省エネ住宅です。
つまり、省エネ住宅には、断熱化するものと、断熱化しないものの2種類
が存在しています。ところが、断熱化には私たちの健康を下支えするという
非常に重要な機能が期待されています。
したがって、健康な住宅には断熱化が必須になります。住宅を予め高断熱
化し、その上で省エネ設備や高効率設備を設置することで健康・省エネルギ
ー住宅が実現することになります。機械依存型の省エネルギー住宅の場合は、
機械や設備の耐用年数を常に考慮しなければなりません。新築当初は省エネ
ルギー住宅だったとしても、機械や設備はほとんどの場合10年未満でしか
保証期間が無く、長くても20年もすると機械や設備の更新が必要となりま
す。本来求められる省エネルギー住宅は断熱性能や気密性能を高めることに
よって、住宅性能そのものを高性能化することで、機械に極力頼らない省エ
ネルギー住宅が期待されます。】
住宅の高断熱化は、省エネルギーにもなりますが健康を維持する下支えに
なることが重要です。健康維持のためにも住宅の高断熱化はかりその上で、
高効率設備の採用を検討することが大切ですね。
2015.04.25:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]