久美子の大冒険
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以前、仙台に住んでいた時の事。 仙台の隣町の名取市にあるスリランカカリーって所に行った事あります。 出来たばかりのお店と聞いていたので混まない事を祈り いざお店に行ってみると店内にはお客さんゼロ。 エッ!?出来たばかりなのに? で、体格のいいスリランカ人?のウェイターが一人っきり。 あまりの威圧感で「イラッシャイマセェェェ」って近づいてきたら 思わず後ずさりしてしまいました。 不安になりながらもイスにすわってオススメをオーダー。 出てきたカリーは、さすが本場?だけあって得体の知れない葉っぱがゴロゴロ。 本場?のカリーはこういう物なのだろう。さっそく味見。 でも食べようとしても、私の隣にはスリランカ人が微動だにせずに立っているじゃないですか。 立っているだけならいいのだけれど、ニヤニヤして私の食べている様子を見てるんですね。 もしかしてオレって明日にはカレーの具になるんか? ふと、そんな事が頭をよぎったら、とてもゆっくり食べていられません。 当たり前ですが事なきを得て店を出ました。 でもカレーの味は覚えてません。
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