観光農業のカリスマ 工藤順一

メモ
平成20年6月3日(火)於:山梨県南アルプス市 桃源閣 桃李の間、南アルプス商工会街づくりセミナーが開催されその講師としてお招き頂きました。「観光農業は感動のドラマ」〜発想の転換で未来を拓く〜と題して、約90分お話をしています。商工会会長の小林寛樹さんはじめ、会員、関係者、約40名の方に熱心に聴講頂き、観光・街づくりについてたくさんのご質問を頂きました。
講演前に、塩谷事務局次長、保坂主任、平成10年に旧白根街の講演会でお世話になった森本課長の皆さんから、さくらんぼ農家でカリスマの小池さんのところに出向き、さくらんぼ園と南アルプス小町という桃やスモモの栽培状況を視察しています。その後、商工会が経営している直売所「ハッピーパーク」、JAの道の駅、南アルプス温泉ロッジをご案内頂きました。
南アルプス商工会では、農林水産省、経済産業省の農商工連携88選の34番に、地元産フルーツを活用した特産品こだわりツアーの開発をされています。平成19年度には、南アルプス桃源郷フルーツプロジェクトが開始され、世界に誇れる南アルプスブランド確立のために認定制度を設けその道のプロに「完熟フルーツマスター」という称号を与えてています。今年度は、「フルーツ山麓フェスティバル2008」が開催予定で、さくらんぼの種飛ばし日本一王座決定戦も行われ、山形県からも参戦予定です。まさに地域資源をフルに利用した、元氣と活力ある商工会です。

講演では、以下の内容でお話しました。
●発想の転換
(1)先入観、固定観念、慣例を捨てる
(2)地域資源の再発見、再認識を図る
(3)アイデアを裏付けるス トーリー(根拠) を展開する
●リサーチの重要性
(1)五感を使って、消費者のニーズ・価値観を把握する
(2)いま、商品に求められているもの...
   夢、愛、遊び、癒し、本物、安全、安心、季節感、健康 等
●企画・決断・実行までのスピード化
(1)3年一昔 → 30日一昔
(2)産地(季節感・旬)を売る話題づくり 地産地消、地笑、地商
(3)官民一体となった取組み
   官民それぞれの特性の理解と利活用 「縦割機構」→「横の連携」
(4)常に情報発信で公開を(マスコミ・タウン誌・インターネットの利用)
●今後ますます求められるもの
(1)分かり易い表示、説明 → 本物、新鮮、安心、安全 等
(2)異業種とのネットワークと近隣市町村との共存・共生
(3)遊び心(体験、体感、実感、感動) → 面白い、売れる、儲かる
(4)人づくり 「人材→人財」 → リーダーを守ることは必須

尚、この講演の模様は、南アルプスケーブルテレビのニュースで放映されます。

平成20年6月8日号のサンデータイムスの「地域の顔」欄に、クアハウス碁点支配人に就任した私を取り上げて頂き掲載されています。
サンデータイムスは、1977年12月に創刊した歴史のある地元密着型の情報月刊紙で、山形・天童・東根・河北・寒河江・村山・尾花沢・大石田に配布されています。
この度は、私の紹介と共にクアハウス碁点の夏の商品をご紹介頂きました。クアハウス碁点は、厚生労働大臣認定健康増進施設であり、環境省指定国民保険温泉地であるということを知る人は少ないかも知れません。大変分かりやすく施設の紹介をして頂き感謝申し上げます。
記事をご覧頂き、是非夏のクアハウス碁点へお越し下さい。お待ちしております。


この度、財団法人東北産業活性化センター(仙台本社、東北電力系シンクタンク)の事業として「農商工連携」に関する調査を進めるための調査委員会が設置され、私が委員として就任することになりました。委員長は宮城大学の大泉一貫教授です。私も微力ながら、鋭意務めたいと思います。

読売新聞読者と配達区域で作る月刊情報誌「まごころ通信」(寒河江・左沢・山形西部)の平成20年6月1日号(No.2437)で、クアハウス碁点と私のことを取り上げて頂き掲載されました。クアハウス碁点お薦めの日帰りプランも紹介しています。是非、ご覧下さい。

私のクアハウス碁点支配人就任に関して、嬉しいお便りを頂きました。以下、紹介致します。

 ごあいさつ状、ありがとうございました。新しいお仕事に就かれたとの由、おめでとうございます。お慶び申し上げます。工藤さんには最適のポストだと思います。お人柄からいって、やはり工藤さんは大勢の人たちと接するサービス業がぴったりでしょう。
 工藤さんと会えばたとえ初対面であっても、だれもが好印象を抱き温かい心に包まれます。ご自分では気づかれないかもしれませんが、そこが工藤さんの魅力ではないでしょうか。私もそうでした。どちらかといえば人見知りの強い変人の私ですが、たちまち工藤さんの一言一句、一挙一動に親しさを覚えました。
 おそらくだれもが同じ気持ちになるでしょう。それは工藤さんが無意識にふるまわれるところに心が打たれるからでしょう。
 「クアハウス碁点」は、必ずや大勢の利用客に愛され親しまれる健康増進施設になると思います。どうか肩の力を抜いてこれまでの工藤さんの姿勢で、ご自分も大いに楽しみながら日々を送ってください。
 また、奥様の優しい心づかいとご努力で成功されることに間ちがいないと信じております。家内もそのように申しております。
 〜途中、割愛〜
 工藤さんもお体に充分留意なさってください。ご成功をお祈りします。

     旅行作家 壇上完爾