観光農業のカリスマ 工藤順一

メモ
平成20年7月22日(火)午後6時〜7時30分、於:尾花沢市共同福祉センター、尾花沢市主催で観光振興と商業の活性化を目的とした研修会が開催され、講師としてお招きを頂き、「発想の転換で経営改革を切り開く」をテーマに講演いたしました。
講演前の19日には、企画課長 渡辺修さん、統括補佐 小野宏哉さんに、道の駅「尾花沢」、商店街、徳良湖温泉「花笠の湯」、ステーキハウス徳良湖、グランドゴルフ場、サンビレッジ徳良湖、オートキャンプ場、花畑と二つの森と絵になる風景、森のホテル御所山、薬湯風呂などをご案内頂きました。そして、尾花沢小野紀男市長と観光振興並びに施設運営管理についてお話することができ、多くのことを学ばせて頂いています。

講演には、尾花沢市商工会、尾花沢市商店街協同組合、尾花沢市ふるさと振興公社、JAみちのく村山(道の駅尾花沢)、尾花沢市観光物産協会、尾花沢農産加工有限会社、尾花沢市職員など、120名が参加され訳80分にわたり熱心に聴講されました。
講演では、私の所感とクアハウスでの事例を含めて講演いたしました。特にクアハウス碁点では、スタッフ全員の発想の転換、意識と行動改革により、お客様からの評価がマイナスからプラスに変化していることを説明しています。

講演内容は以下の通り
 ●発想の転換とは阻害要因の排除
 ●体を生かした五感のリサーチの重要性
 ●お客さんとの目線のズレをなくすこと
 ●聞き上手、聞き流し上手、尻合わせ上手の排除
 ●マンネリ化からの脱却
 ●知恵を智慧に
 ●創意と工夫がアイデアを生む
 ●人材は人財へ(育成することの重要性)
 ●五つの経営キーワード
 ●おもてなしの心とは
 ●共生・共存・共栄
 ●近隣市町村ネットワークの構築
 ●尾花沢の気候、風土、観光、農産物はすべて資源

講演後、笠原副市長さんをはじめ関係担当課長と懇談し、今後の施設の活用方法や事業展開について意見交換することができました。

平成20年7月22日(火)於:谷沢農村活性化センター、老人クラブ谷沢寿会、女性部のサロン事業の一環として講演会が開催され、その講師としてお招きを頂き「これからの人生を心豊かに楽しく生きよう」をテーマに以下のようなお話いたしました。長きにわたってJA時代大変お世話になり、今はクアハウス碁点の支配人として働いていることを紹介しました。

人生を心豊かに楽しく生きるには...

 ぼけたらいかん、長生きしなはれ
 年を取ったら出しゃばらず 憎まれ口に泣き言に
 人のかげ口、愚痴言わず
 他人のことは誉めなはれ
 聞かれりゃ教えてあげてでも
 知っていることでも知らぬふり
 いつでもアホでいること
 若いもんには花持たせ
 一歩下がってゆずるのが
 円満にいくコツですわ
 いつも感謝を忘れず どんな時でもありがとう

斎藤工斎さんの教えを活用しながら大いに笑いを交えて、大暑の中約80分間にわたりご静聴いただきました。 


(村山地域市町職員研修協議会「初級職員研修」 於:村山市)

 時下ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。
 さて、先に開催しました村山地域市町職員研修協議会「初級職員研修」には、ご多忙中にもかかわらず、有意義な御講義をいただき、誠にありがとうございました。
 固定観念にとらわらずスピード感ある決断と実行についての迫力と実感のこもった御講義に、研修員一同かなり刺激を受け、おかげさまをもちまして本研修の目的を達成することができ、研修員のこれからの活躍を期待しているところです。
 今後とも変わらぬご理解を賜り、ご指導いただければと願っております。
 まずは、略儀ながら書中をもって御礼申し上げます。

山形県村山地域市町職員研修協議会
会長 山形市長 市川昭男

実施機関 村山市長 佐藤清

平成20年7月10日(木)於:村山市農村環境改善センター、平成20年度村山地域市町初級職員研修会(7月8日〜11日の3日目)で、「発想の転換こそ、時代を切り開く」と題し約80分講話いたしました。主催は山形県村山地域市町職員研修協議会で、対象は村山地域市町職員(山形、天童、上山を除く)で、採用後、概ね2年(大卒)から5年(高卒)の約30名。実施機関が村山市ということで、最終日には市内施設の視察や農村文化保存伝承館でのそば打ち体験なども準備されておりました。
講話では、クアハウス碁点を例にして意識改革と行動改革について説明しています。

○発想の転換とは
  阻害要因を取り除くこと
 
○体を生かして五感を使う
  住民のニーズを把握し目線を同じに

○履歴よりは実績が大切

○聞き上手、聞き流し上手、帳尻合わせ上手から脱却

○「その内」「検討します」といった言い訳を捨てる努力

○過去と他人は変えることが出来ないが、自分が変わることが重要
  自分が変われば周囲も職場も地域も変わる
 




(間税会:平成20年6月12日)

ありがとうございました。
情熱あふれるお話を伺い、感銘して帰って参りました。
先日のように一途にひたすら一途に努めて参りたいと思います。
かならず、碁点温泉にお伺いします。感謝お礼まで

霞城セントラル24階 
旬菜四季ひろぜん 西田泰子

懇意にさせて頂いている高塚猛さんのブログで、私の紹介をして頂きました。

「工藤さんの経営をみて思った。」

寒河江にさくらんぼ狩りに行くのは毎年の恒例行事になった。工藤さんが万全を期して招待してくれるからだ。今年はさくらんぼ狩りの後食事は工藤さんがコンサルを頼まれているクワハウス碁点というところで食事を用意してくれるとのことだった。正直なところそれを聞いて少しがっかりした。せっかく山形迄いくなら玉貴で山菜料理を食べたいと思っていたからだ。それでも工藤さんが働いているところなら仕方がないかと諦めていた。食事は諦めてさくらんぼをたらふく食べて我慢しようと思った。工藤さんに案内されるままにクワハウスに伺ってまづびっくりしたのは皆さんの表情が明るいことだ。やらされているという感じがしなかった。建物も年数が経っていて改修の予算も取れそうもないはづなのにこぎれいだった。それでも最初は奥山調理長のメニューをみてもあまり期待はしていなかった。最初に出された庄内産の岩ガキを食べて旨いと思った。ミルクのような岩ガキ独特のとろみと山形だしのコンビネーションが実に良かった。でもこの時点では、これは生ガキ自体が美味し
いからだと思っていた。次に出てきた椀を食べてこれはいけると思った。さざえのこりこりとみつばの香りと汁の奥深い味には正直なところ感動した。この頃になってサービスをする人の暖かさも加わって今日の料理に満足と期待を持つようになった。でも刺身はマグロと鯛とエビだ。これは温泉旅館に良くあるような名前だけで中身のないものかも知れないと諦めた。なぜならマグロも鯛も季節はずれのものだからだ。しかしどちらも脂がのっていてとろけるように旨かった。口取りに出た鮎の一夜干しと筍のウニ焼きも美味しかった。村山牛のロースステーキも柔らかくてソースと良く合っていた。たらば蟹とじゅんさいの酢の物、うなぎ、あわび、焼きナスと好物の料理が好みの味付けで次々にだされた。茄子ずしもさっぱりしていて美味しかった。食材を吟味して戴いたこと、きちんとした味付けをして戴いたことを実感した。感謝です。