観光農業のカリスマ 工藤順一

平成19年8月1日(水)於:東置賜郡川西町、山形おきたま農業協同組合主催の講演会が開催され、「発想の転換で事業展開 〜その秘訣とは〜」と題して講演して参りました。

JA職員として、組合員と共に日夜農業事業に取り組んできた38年間。その中で常に体を使って五感で掴んだ情報を生かして生み出した発想。いつも「元氣」であることを基本目標に据えながら「ロマン・ソロバン・ガマン」で頑張り通した歳月のこと。JA時代に培った地脈−人脈の重要性と、現在のような閉塞感いっぱいの状況下で一番重要なこととして、自分が変わること(意識改革)。それにより職場や地域が変化する。過去の事例や言い訳を捨てる。意欲を失うことは自分のやる氣、行動の阻害となる。事業を展開して目的を達成させるためには、どれだけ組合員と語り合うか(徹底したコミュニケーション)、交流の場を多く持つか。決して一方通行になることなく、次代を切り開くためには、相手のニーズや課題に耳を傾けることから始まる。

講演の内容は次の通りです。
 ○発想の転換とは
 ○組合員、(消費者)のニーズの把握
 ○「得した感覚」を活かす
 ○サービス業にあってはならない3つのキーワード
 ○5つの農協経営キーワード
 ○事業成功の要件
 ○意識改革で、お客様も増え売上げも上がる要件
 ○住みやすい条件とは            などなど

熱心にご聴講頂き、今後の事業展開に少しでもお役に立てば幸いです。


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