観光農業のカリスマ 工藤順一

平成17年7月11日(月)於:葉山温泉 日本の宿 古窯で、講演を行いました。聴講頂いたのは、越後中央農業協同組合 農家組合長並びに弥彦支店運営委員(生産部会の方を含む)の18名の方々でした。
今回のテーマは「観光と農業を結び付けた産地育成について」と題してお話いたしております。

新潟県の弥彦は、弥彦神社、競輪場で全国的に地名が売れています。また、弥彦の枝豆、茶豆は年間1億円以上の売上を誇っており、恵まれた土地柄と拝察いたします。ただ、恵まれているだけに苦労をしたくない、なかなか新しい発想が出ないのも実状のように受け止められました。

当日は、準備したレジュメのキーワードに沿って、私のこれまでの農協生活38年の歩みから体験・体感した苦労話や失敗談も盛り込み、一朝一夕では、現在展開している観光と農業を結び付けることが出来なかったことを伝えました。しかし、何があってもへこたれずに努力(汗も涙も)できたのは、夢やロマンがあったからであり、だからこそ乗り越えることができたことを伝えています。

この度、特に強調いたしましたのは、
○耐費用効果を考えていては、新しい発想は生まれない
○決断し、実行するスピードを上げること
○知恵は智恵でなければならない
○過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えることが出来る
○面白い、売れる農業、儲かる農業への転換
○地産地消→消費者のニーズは地消地産(旬)にあり

そして、
「元氣のあるところにはドラマがある。ドラマのあるところには人が集まる。物が売れる。そこには現金が落ちる。それこそが経済効果であり活性化であり、地域興しである。」
という私の持論で結んでおります。







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