観光農業のカリスマ 工藤順一

平成17年5月10日(火)に青森県名川町に行って参りました。この度で3回目の訪問となりますが、昨年の8月下旬に第2回ながわ農業観光”進歩住夢”でお伺いして以来でした。ちょうど町役場に訪問した際には、町長ともタイミング良く再会することもが出来大変感激致しました。

平成15年2月には、名川町の各種団体による「名川農業観光関係機関連絡協議会」も発足しており、名川町は青森県内においても農業観光の先進地であり先達の役割を担っております。
 協議会メンバー
 ・名川農業観光振興会
 ・ながわホームステイ連絡協議会
 ・名川チェリーセンター101人会
 ・名川特産品開発研究推進協議会
 ・アートセンターめいぷる
 ・ながわ百笑苦楽部
 ・チェリウス 等

取組みとしては、観光客を誘客するための農業観光PRキャラバン大作戦を開始し、弘前、八戸、十和田、三沢、青森市、東京の各旅行会社に出向いて営業を展開。その結果、5月22日に関東から体験農業(りんごの摘果作業)で来町するとのこと。さらに、文字入りりんごを作り2個で販売するという商品を開発。新規導入としてぎんなんの栽培に着手するなど、活気ある様子に感激致しました。
また、名川の農業観光「達者村」では横浜市の谷中さんご夫妻を3ヶ月長期滞在モニターに任命するなど、ホームステイ構想の下外部との交流も活発化しています。

今回は現状視察を兼ねてアドバイス事業で伺いましたが、積極的な取組みが行われていて、事業が順調に推移している様子を見ることが出来、私も大変嬉しく思っています。この度は「特産品開発と農業観光推進の方策」という講演テーマでお話しました。

その中では、以下のことをお伝えしています。
1)売れる、儲かる、面白い農業を目指すこと
2)消費者のニーズを的確に捉え、納得し満足いただくこと
  →本物、安全、安心、美味しい、新鮮、季節感
3)笑顔で明るく対応し、感謝や思いやりの心といった温もりのあるもてなしを心掛けること
4)消費圏内での口コミが大切であること

前向きに努力されている様でとても安心いたしました。今後益々の発展とご活躍を祈念いたしております。




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