観光農業のカリスマ 工藤順一

平成17年2月9日、国営郡山東部地区営農推進協議会、郡山市農産物直売所連絡協議会の主催で、「元気を生み出す農業経営」と題した研修会が開催されました。その際、私がお招きにあずかり講演を行って参りました。
この研修会は農地開発地受益者と郡山市内の農産物直売所出店者等が対象ということで参加者は130名を数え、皆さん熱心に聴講いただいておりました。
「元氣のあるところに未来が見える これからの農業を語る」と
題して約1時間20分ほどお話いたしました。

郡山は人口30万人の都市で、大消費地を抱える関東圏にも近く大変恵まれた土地であると思います。今回講演前に地区内にある直売所など施設を回り、実際に私の五感でリサーチもさせて頂きました。

今回の講演では、以下のことを中心にお話しして参りました。
○自立・自活こそがこれからの農業経営に求められることで、売れる・儲かる経営は、消費者のニーズを的確に把握していなければならない。そのために、生産者と消費者の交流が最も重要であると思う。
○「元氣」は総ての源であると考えている。
○意欲や氣力、発想の転換を図るにはやはりパワーが必要。既存の考え方を払拭して新しいことに挑戦すると多くの困難が生じるが、愛や夢、ロマンが心の支えになる。
○行政、JA、各団体との連携をとり、お互いに利活用することによって、点ではなく線や面で農業の活性化を図ってもらいたい。

5つの経営キーワード
 1)経営が成り立つ
 2)人材が育つ
 3)固定観念を断つ
 4)お客様の顔が立つ
 5)地域社会に役立つ

以上をお話しして参りました。

夕市や朝市などを通して農産物の直売を行っているようですで、こういった消費者と直に触れる機会を通して、「生きがい」「やりがい」のある農業、儲かる農業を実感して頂きたいと思っています。



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