観光農業のカリスマ 工藤順一

平成18年2月13日(月)於:寒河江市ホテルシンフォニー 寒河江料理飲食業組合第24回総会・新年会が開催され、その中で「寒河江市観光の展望について」講演して参りました。
寒河江市は地元はもとより近隣市町村からのお客様に恵まれ、それぞれの料理飲食店はしっかりお客様の心をつかんで、この厳しい経済情勢の中にあって、また世代が変わっても経営が成り立っているところと拝察しています。ここ数年、私も講演等で他県の市町村に出向くことが多くなり、行く先々の飲食店を利用しておりますが、寒河江市の飲食業の方々は、努力されているな〜、頑張っているな〜、という印象が残ります。

<以下、講演でお話した内容の一部>
●北は北海道、南は沖縄まで全国各地講演する機会が多く、その講演の度に「東北、山形県、そして寒河江市」という順に位置関係を知らせる。そして、この地域の魅力や自慢をする。12ヶ月間カレンダーの如くに変化するはっきりした四季の変化を感じ取ることのできるここ寒河江には、温泉あり、特産物あり、人の温もりも一杯で、地域の資源が満載だと伝えている。
●特に食は重要で、地産地消はその旬にその土地の彩りで食すことにあると実感している。そして、安心、安全といったものを提供することも、飲食店にとって不可欠な点となる。
●マニュアルのような接客ではなく、サービス自体マンネリ化せずに、常に感謝の気持ちを持って心の通う接待を心掛けて頂きたいと思う。例えば、感謝の気持ちを表すのに「ありがとう」という言葉だけではないはずだ。
●時代の変化により、お客様のニーズや考え方も変化している。そこに対応すべく受け入れ側も変化しなければならない。生の声をリサーチし真摯に受け止めることで、次に講じなければならないものが見えてくる。「自分が変わることが重要」
●何よりも明るく元氣で、笑顔や感謝、思いやり、温もりをもって、何気なく、さりげなく、人をもてなすこと。
●外部から来た方々にとっては、地元の人誰もが観光案内人としてまちのトップセールスマンになることが出来る。口コミによる効果は相当なものと理解してほしい。
●創意工夫、スピード、決断、実行が今後の鍵を握る。
●人との出会い、食材との出会いなど、貴重な「出会い」を大切に。でたらめではダメである。

以上、私の友人である鈴木忠美さん(現 ホテルシティプラザ北上 接客統括本部長)の経験した話も織り交ぜて講演して参りました。ちなみに、ホテルシティプラザ北上はこの度楽天の東北・北海道の加盟ホテル中、接客サービスでナンバー1に輝いたホテルです。


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