観光農業のカリスマ 工藤順一

平成18年2月14日(火)於:でんえん土田畑村(旧南郷町役場西側)で、(社)大崎法人会(小牛田支部・南郷支部・涌谷支部)主催で特別セミナーが開催されました。その際の講師として「ピンチはチャンス!逆境を克服し、夢を実現する!」をテーマに講演して参りました。

社団 法人大崎法人会は、
大 大いなる使命感に燃え、
崎 先(未来)を見据えた情報を発信し、
法 法人として税の知識を深め、
人 人材の育成と豊かな社会の創造に貢献し、
会 会員企業の発展を応援する団体です。

会場には以前研修で寒河江のまちを訪れて頂いた方や、宮城県内で私が講演した際に聴講された方もいらっしゃており、かつてのそういった機会にお会いしお話したたことがきっかけとなり意識改革を図ったことなど、実践されているお話をお聞きすることが出来て大変嬉しく思います。

今回の講演では、私が19歳で農協に就職したところからお話をしております。

山形市生まれの私が、右も左も分からない寒河江の白岩というところにきて、厳しい世の中で、まだまだ人生経験の浅い自分のような若輩ものが農家の方々とどう接したらよいのか?とても悩みました。その時に上司から言われたことが今でも印象に残っています。「工藤君、君の仕事は営農指導員だ。部屋にいては仕事にならない。雨の日、風の日、雪の日、真夏の暑い日でも外に出かけて、より多くの農家(組合員)に声を掛けて、より多くの農家と接し、膝を交えて栽培技術・経営などの相談相手になることが最も重要なことだよ」と教えられました。この言葉が「観光農業」を進めるときの原点になっています。

<以下、講演でお話しした一部>

●多くの困難を克服するために必要なモノ
 → 元氣、氣力、活氣、愛、ロマン、ソロバン、ガマン
●知恵や智慧に変える
●今、時代が求めているモノ
 → 本物、新鮮
 → 面白い、売れる、儲かる
 → 納得、価値感、満足感
 → 遊び心(体験、体感、実感、感動)
 → 季節感 … 地産地消、地笑、地商
●官民それぞれの特性の理解と利活用
 → 縦型機構から横の連携へ
●発想の転換の重要性
 → 五感を使え … 生の情報のリサーチ
●意識改革で地域(職場、会社)が変わると、お客も増え、売上げも増える
●事業成功への要件
●5つの経営キーワード

これまでの経験から実感したこと、実践してきたこと、体得したモノをさまざまな事例と言葉にして紹介いたしました。


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