観光農業のカリスマ 工藤順一

私が尊敬してやまない高塚さんから、新年のご挨拶が届きました。とても思慮深く面白い内容でしたので、高塚さんからの許可を得て公開させていただきます。
ご一読ください。

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あけましておめでとうございます。今年は2009年で2000年から早くも10年経ちました。以前は10年一昔と言った位ですから2000年は今では遠い過去なのかも知れません。9という数字は苦につながるところからあまり好まれない数字ですが本来奇数は陽の数字で縁起がいいと言われています。奇数が重なる月日は1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日と全ておめでたい日です。その中でも9が二つ、つまり一番大きな陽が二つ重なる9月9日は重陽の節句と呼んで更にめでたい日と言われていました。9月は他の数字と違ってかけてもたしても同じ8と1という数字が出てきます。でも他の月日はそうはなりません。また出てきた8と1を足すと元の数字9にかえるのもこの月日だけです。昨年来の不況感を元に戻す為に耐える年という意味にも繋がります。そういえば苦は古いという文字に草冠を載せます。花が古くなったら種になるわ
けですからこの種を腐葉土に埋めて芽が出るのを待つという意味にもなります。丑年は五行の土の十二支であり十干でも今年は土の弟です。土は春に芽が出る種を育てて花を咲かす役割を担っていますから今年は全てに渡って物事の始まりの準備をすることがいいと暗示しているような気がする年です。是非この年を大きく飛躍するステップの年にして戴いて未来からの贈り物を受け取る準備の年にしてください。
 高塚 猛




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