観光農業のカリスマ 工藤順一

平成20年6月30日(月)於:村山市クアハウス碁点、平成20年度むらやま交流居住研究会が開催され、私が地域住民を交えた外部との交流、体験事業の仕掛け方などの話題を提供いたしました。主催は山形県村山総合支庁総務企画部地域支援課。対象は、関係市町村の担当者でした。

(以下、県の考え方を紹介)
交流居住は、少子高齢化による人口減少、地域格差などによる地方の中山間地を中心とした地域の高齢化の進展、コミュニティ衰退といった地域の疲弊に対して、都市圏域の方々を呼び込んでの交流居住(短期間の交流居住をはじめとして、二地域居住、移住、UIJターン等)を通して地域を活性化しようとしているものになります。団塊世代の退職がはじまるこの時期ということで、全国あらゆる地域で、この交流居住を目指した活動が展開されています。
村山交流居住研究会は、村山地域の管内市町に声かけをして、この動きに対応した村山地域での市町の情報・意見交換、または連携を図ろうとして、昨年度に県が中に入り、立ち上げたもの。
この中では、交流居住までは早々至るものではないこともあり、将来的に居住を含めた都市と地方の交流に進展する可能性がありうるようなモデルプランづくりができないか、を話題の中心として情報交換等しています。ここで考えているモデルプランは、日帰り観光的なものより一歩地域に踏み込んで、地域の方々との交流をベースとして、そのほか地域文化の体験、農作業援助など地域そのものの魅力を来訪者に味わっていただき、将来の交流居住につながる可能性のあるものととらえています。

平成20年度第1回の研究会では、地域住民を巻き込んだ外部との交流事業や体験事業の仕掛け方について講話いたしました。
 ・JA時代の観光農業を通して住民を巻き込んだ話
 ・観光農業のカリスマとして全国各地様々な資源がある地方に出向いた際に見た住民のライフスタイルの話
 ・住む人が地域のことを知り、自慢できる魅力、夢やロマン、希望がそこにあって、生活にゆとりがあること
 ・共存共栄・共生のできるネットワークの構築が望まれること
以上のような内容でお話ししています。



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