Planning Kaori 浅倉かおり

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ここ数年、マヤ歴的には
地球滅亡論まで流れていた2012年12月21日。

すっぽこ研究員所長から突然電話があったのが、
12月初旬のある日のことでした。

「主任よろこべ!朗報だ!!」
「なんですかあ!」
「すっぽこ、素仁庵さんで試食会開催することになった!」
「ええええっっっ〜、きゃあああああ〜〜」
「予定は12月26日あたり。どう?」
「もちろん大丈夫でえーーーす!」

スマホを振り回し
きっとお互いに万歳しながら
飛び上がっていたに違いなく、

が、しかし・・・、
私a主任研究員の内心では、

「やば、地球終わってるかもしれないじゃんゞ( ̄∇ ̄;)」

と一抹の不安が頭をもたげておりました。





「すっぽこ食べるまでは地球は終わらせないっ!」

この言葉を胸に
それから毎日祈祷の瞑想を開始し、
家の神棚に手を合わせるときには

「すっぽこが食べられますように」

と小学生レベルのお願いをして過ごす日々。

無事に22日の朝を迎えたときは、
前日まで顔面蒼白になっていた他国の方々同様、
尋常じゃない喜びを感じることができました。


そして
待ちに待ったすっぽこ試食会当日。
渋滞する七日町大通りをやきもきしながら通り抜け
5分ほど遅れて到着したところ、
ご参加の方々がすでにビール等飲みながら
ずらりとお揃いで、
いても立ってもいられない様子の所長が
あんかけの艶のような笑顔で
カウンターの前に立っておられました。

「お、来たか、来たか」
超ご機嫌のため、所員のくせに遅刻しちゃった私を
とがめることもなく、
「うれしいね〜」と片足をるん♪と上げる所長。

すっぽこができ上がるまでの間、
すっぽこ研究所における
「すっぽこの歴史公式見解」を
所長が雄弁に熱く語り、
マスコミ関係者の方をはじめ
ご参加の方の中には
「ほおー」とうなずきながらメモをとって
おられる方もおり、
なんだかもう、
山形の食文化の歴史に
新しい1ページが刻まれる手応えを
感じることができました。


すっぽこが登場すると、一斉に撮影大会



すっぽこ研究所では
これまで強めのあんタイプを「男すっぽこ」、
ゆるめのあんでトッピングに上品さがあるものを
「女すっぽこ」と分類しておりましたが、
素仁庵さんはまさに
料亭の味にふさわしい雅びな風情。
煮穴子や出し巻き卵、蒸し海老などの彩りも
ことのほか贅沢で、
「舞子すっぽこ」と名付けさせて
いただくことになりました。

新作すっぽこについては
所長のレポートをしかとご覧ください。
http://yamagata-net.com/froya/log/2012/12/20121226.html


この先、すっぽこを出してくれるお店が増えれば、
かつて妄想していた
すっぽこサミットや
すっぽこバレーボール大会、
すっぽこ料理人たちが出演する
「7人のすっぽこ侍」の映画化などなど、
夢の実現に1歩近づきそうです☆


ご満悦の所長

a主任研究員 奥にいらっしゃるのは、
かつて生活クラブで「すっぽこ料理教室」を開催してくださった、
プランデュー代表でもある島貫直美さん
http://yamagata-net.com/froya/log/2008/12/-08-1213-2.html


素仁庵(そにあん)さんでは今後要予約でメニューに登場することになりました。
http://www.sonias-restaurant.com/

やっほい!

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