山形県青少年育成県民会議
第40回少年の主張全国大会が平成30年11月11日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催され、北海道・東北ブロック代表として発表した山形県代表天童市立第三中学校3年の岩淵礼姫(いわぶち あやめ)さんが、全国5ブロックを代表する12名の中から、内閣総理大臣賞を受賞しました。
岩淵さんは、「人生を駆け抜ける」と題して、中学校入学後にいじめにあった経験を通し、友達や家族に助けられ、独りではないということや、自分を表現していいことに気づいたことなど、このいじめの経験から学んだことを活かし、「命を大切にし、自分らしく幸せになるため人生を駆け抜けていきます」と主張しました。 ![]() 自然とあふれてきた涙に思いをのせた岩淵さんの発表は、YouTubeにてご覧いただけます。 下記をクリックして、ぜひご覧ください。 (YouTubeの映像は、第40回少年の主張全国大会開会から閉会までの映像です。) 第40回少年の主張全国大会の模様 第40回少年の主張全国大会の審査結果については、下記をクリックしてご覧ください。 第40回少年の主張全国大会の審査結果【PDF 124.7KB】 ![]() |
近年のインターネットのSNS等を利用した犯罪の被害児童数の増加を受け、青少年が携帯電話端末等により有害情報を閲覧することを防止する措置等を定めるとともに、青少年に対し当該青少年に係る児童ポルノ等の提供を行うよう求める行為を禁止すること等のため、山形県青少年健全育成条例が一部改正されました。(令和元年7月1日施行) 条例の改正の主な改正点は、以下のとおりです。 ○青少年に拒まれたにも関わらず児童ポルノなどの提供を求めたり、青少年を脅したりだましての提供を求めたなどの場合、30万円以下の罰金が科されます。 ○携帯電話の新規契約または機種変更等をする場合、青少年又は保護者に対し、フィルタリングの必要性・内容について説明した上、説明書を交付し、フィルタリングサービスを希望しない保護者は、理由書を提出するなどの対応が義務化されます。 ○インターネット関係事業者等に有害情報の閲覧等の防止に係る努力義務が課せられます。 条例改正の詳細については、山形県のHPをご覧ください。 山形県青少年健全育成条例改正について そして、山形県では広く周知を図るためポスターやリーフレットを作成し、県内小中高校生及び県内関係団体、関係業者へ配布を行いました。 施行日の7月1日(月)に、JR山形駅にて、山形県青少年育成県民会議の事務局も参加して、通学通勤中の方々へリーフレットを配布しながら、条例改正や自画撮り被害防止の声がけを行いました。 啓発リーフレットの表紙になっているJリーグモンテディオ山形のマスコットディーオの他、山形県警察マスコットカモンくんにも啓発活動に参加いただきました。 ![]() |
山形県青少年育成県民会議 〒990-8570 山形県山形市松波2-8-1 子育て推進部 若者活躍・男女共同参画課内 TEL:023-630-2101 FAX:023-632-8238
平成29年10月22日(日)に青少年健全育成県民大会において、青少年健全育成セミナー〜いじめ・非行の未然防止に向けて〜を開催しました。
はじめに、講演として、全国webカウンセリング協議会理事長 安川 雅史 氏 から、演題 「スマホ時代の子どもと向き合う〜Twitter・LINE・スマートフォンの危険性 被害者にも加害者にもならないために〜」と講演をいただきました。
子どもたちのインターネット環境の現状を知り、大人が子どもたちに危険性を自覚させることを実際にあった事例を交えてわかりやすく講演いただきました。スマートフォンやタブレットにフィルタリングをかけることは、子どもの命を守るためと参加者に熱くお話しいただきました。
続いて、事例検討会として、県内各地区(村山、最上、置賜、庄内)の実践活動事例の発表、検討などを行いました。
各地区の事例発表は以下のとおりです。発表の詳細については事例にリンクを貼っておりますので、クリックすると開きます。
○コーディネーター
遠田 健一 氏(山形県教育庁庄内教育事務所エリアスクールソーシャルワーカー、酒田人権擁護委員協議会会長)
○事例発表者
村山地区:藤田 浩司 氏(村山市青少年育成市民会議幹事)
発表事例:「未来フォーラム〜村山市の明るい未来を築くために〜」
村山市青少年育成市民会議
最上地区:小松 功 氏(真室川町青少年育成推進員)
発表事例:「子ども遊び体験天国(えんにち)」
真室川町青少年育成推進員
置賜地区:齋藤 芳明 氏(前米沢市立南原中学校父母と教師の会会長)
発表事例:「Peace of Minamihara(ピース オブ ミナミハラ)」
米沢市立南原中学校区少年非行防止ネットワーク
庄内地区:大江山 守 氏(鶴岡市青少年育成市民会議事務局)
発表事例:「鶴岡市青少年ステージパフォーマンス」
鶴岡市青少年育成市民会議
各地区の事例発表後、コーディネーターの遠田健一氏より、発表の共通点は大人と子どもの交流、子どもの社会力をつけるには地域の大人の知恵の出しどころと総括いただきました。