パッチワーク教室『糸ぐるま』
大正ロマンの「銘仙」
《 古布ブームの火付け役となった銘仙 》
銘仙は元々秩父周辺の養蚕地帯の人々が日常に着ていたもので、屑まゆや玉まゆからとった太い糸を緯(よこ)糸に用いた丈夫な縞織物(太織)で織ったものでした。
明治期の縞柄の流行とともに関東一円に広まり、昭和初期にはアメリカの服地デザインの影響を受け、大胆でハイカラ、色鮮やかな「模様銘仙」」が大流行します。
東京を中心に中産階級の普段着、庶民のおしゃれ着、カフェの女給の仕事着などとして、その地位を確立しましたが、昭和32年(1957)にウール着尺が登場してからは、その地位を取って替わられ、その後急速に衰退し、昭和40年代)(1965〜)以降は、ほとんど姿を消してしまいました。
全盛期の桐生ではデザインをフランスのデザイナーに依頼するなど、大胆な図柄も生産したそうです。
皆さんのおばあちゃんの着物の中にも銘仙着物があると思います。捨てたりしないで、バッグなど作ってみませんか
ちちぶ銘仙館
日本全国染め織り探訪
2005.10.15:
itoguruma
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銘仙は元々秩父周辺の養蚕地帯の人々が日常に着ていたもので、屑まゆや玉まゆからとった太い糸を緯(よこ)糸に用いた丈夫な縞織物(太織)で織ったものでした。
明治期の縞柄の流行とともに関東一円に広まり、昭和初期にはアメリカの服地デザインの影響を受け、大胆でハイカラ、色鮮やかな「模様銘仙」」が大流行します。
東京を中心に中産階級の普段着、庶民のおしゃれ着、カフェの女給の仕事着などとして、その地位を確立しましたが、昭和32年(1957)にウール着尺が登場してからは、その地位を取って替わられ、その後急速に衰退し、昭和40年代)(1965〜)以降は、ほとんど姿を消してしまいました。
全盛期の桐生ではデザインをフランスのデザイナーに依頼するなど、大胆な図柄も生産したそうです。
皆さんのおばあちゃんの着物の中にも銘仙着物があると思います。捨てたりしないで、バッグなど作ってみませんか
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