甲子(きのえね)の大黒さま

 毎日の生活の中でとても大切なのに、とても難しいことがあります。その一つに素直にあやまることがあるかと思います。「ごめんなさい」のたった6文字がなかなかでてこないことがあります。
 
 ケンカをしても失敗をしても、早くあやまればお互いに楽なのに、分かっていてもなかなか難しいものです。意地を張り10年経っても、場合によっては一生涯あやまれないままになってしまうこともあります。
 
 同じクラスの親友とケンカをしてしまいました。自分が悪いと思いながらも、なかなかあやまれないまま口もきかずに一週間が経ってしまいました。今日こそあやまろうと思い学校に行ったら、その親友は両親の急な転勤で突然転校していました。あれから半世紀、還暦を迎えてもあの時のことを忘れられずに、あやまる機会を求めています。こんなこともあるのかもしれません。
 
 人は様々な後悔を引きずりながら生きています。あやまれないまま疎遠になってしまうのは一番の後悔なのかもしれません。素直にあやまるのも器量ですし、お互いの信頼関係も強くなります。しかし、なかなか素直になれないのが現実なのかもしれませんね。

今日の目標
 悪いと思ったら素直にあやまりましょう 

今日の写真
 当山のシャクナゲが顔を出しています。例年なら深い雪の下なのですが、今年は埋もれることなく健在です。もう二月も終わってしまいます。なんだか冬が来ないまま春を迎えるような心境です。冬の苦労がなかったぶん、春のありがたみもうすれてしまいそうです。

2007.02.20:hs-1119:[メモ/人間関係]


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