甲子(きのえね)の大黒さま

　自分の人生を振り返りますと反省と後悔の連続です。「あの時こうしていれば」という思いがつねにあります。「人生50年にして49年の非を知る」という言葉もあります。10年前の自分を恥じては今を生き、10年後にまた現在の自分を恥じていることでしょう。
　
　ですが、反省するからこそ自分の中で区切りをつけ、新しい自分になれるのかもしれません。自分を恥じ自己嫌悪に苦しむのは、もっとすばらしい自分に巡り会うためなのかもしれませんね。
　
　人間はご恩返しのために生きているのではないかと思うことがあります。多くの人に迷惑をかけ、苦労をかけさせ生きてきました。育ててもらったからこそ子を育て、かわいがってもらったからこそ孫の世話をする。社会の中で一人前にしてもらったからこそ、自分の仕事で貢献をする。地区の中であたたかく見守られたからこそ、地区のために頑張る。
　
　人間の営みとはこの繰り返しなのかもしれません。いつまでもいつまでもあたたかい人間の営みが続いていくことを願い、今年のブログを終わりたいと思います。一年間ご覧いただきありがとうございました。みなさん、良いお年を。

今日の目標
　今年一年のご恩返しをしましょう

今日の写真
　昨日の雪が嘘のように、今日はいい天気です。今日は昨日降った雪の写真です。新雪のとてもきれいな雪でした。
　

2006.12.31：hs-1119：[メモ/幸せな人生]