histoire

恐ろしいんだ
瞳があった瞬間に 世界が
終わってしまうんじゃないかって
早くなる鼓動が
僕を狂わせるから

全部真っ黒で何も見えないから
そこにすわり込んだり
歩いて見たりしたけど
ただ空虚な空間の連続に
立ち尽くしてしまったとき

蜘蛛の糸みたいに
ずっと ずっとずっと続く
光が見えたから

走り出すんだ 手を伸ばして

高鳴った鼓動に身を任せようか
彼女は光 蜘蛛の糸
2005.07.17:sasa:[メモ/詩ク]


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