社会人基礎力とは
はじめまして!
ようこそflynattiの「社会人基礎力養成講座」においで頂きました。 2006年2月、経済産業省は 職場や地域社会の中で、仕事を行っていくために必要な基礎的な能力を 「社会人基礎力」と名付けました。 単なる学力だけではなく、社会で必要とされるコミュニケーション能力や協調性・積極性・責任力などの基礎的な能力の重要性を唱えています。 近年、若者のコミュニケ―ション能力などの不足が指摘されています。 これらの能力は常識レベルのものであって、子供が大人へと成長していく段階で自然に備わっていくものと考えられていました。 現在、若者の早期離職やフリーター人口の増加が社会問題となっていますが、「社会人としての基礎的な能力」の不足がこれらの要因の一つであるのではないでしょうか。 今、産業界・企業・教育機関・家庭・地域社会・政府、それぞれの関係者が連携し、個人の成長段階に応じた育成への取り組みが求められています。 すでに、小・中・高等学校においてもキャリア教育やインターンシップなどの教育が実践され始めました。 私は進路アドバイザーとして、学生の進路支援に関わっている立場から、経験と気付きをもとに、この講座を立ち上げました。 社会人を目指す、若者・学生のみなさんへ 社会へ飛び立つ時のために、今から学習しておきましょう! 社会人となり、活躍している人達へ キャリアアップを目指して、一歩前進いたしましょう! キャリアを積まれた中高年のみなさんへ ご自分の経験をもとに、将来の社会を担う若者たちを支援いたしましょう! お父さん・お母さんへ 子どもにとって、親は一番身近な社会人です。 「子供は親の背中を見て育つ」と言います。 わが子が独り立ちする日のために、私たち親に何ができるのか、何をすべきか、一緒に考えていきましょう! 堅苦しいだけでなく、時には笑いもあり。 皆さんからの意見やアドバイスを頂きながら、アットホームな和みの場にしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。 |
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卒業生約56万人のうち就職希望者約38万千人、就職者約35万6千人から割り出した就職率です。
調査以来、最高の就職率となり、私も学生支援に関わる一人として、この朗報に喜んでいました。
ところが、8月28日文部科学省が発表した学校基本調査速報によると、
就職率は63.9%(正社員60%、契約・派遣社員3.9%)
93.6%と63.9%の大幅な差、
卒業生のうち、就職希望者を除いた約17万9千人の学生の進路が含まれないまま計算されたために93.6%という高い就職率になったのでした。
結局、今回の発表でアルバイトや非正規労働に就いた人と、就職も進学もしていない人が卒業生の約2割(12万8千人)以上いたことが判明したのです。
うち、3万人が新卒ニートなどと呼ばれている現状をこれからどう改善できるのか。
キャリアカウンセリングの現場で学生と向き合っていると、
不景気だけの問題ではなく、学生自身の就活の取り組み方も改善点が多いと感じています。
将来、何がしたいのか
自分をどう生かすのか
自分に自信が持てない人に企業は目を向けてくれません。
彼らはそれぞれ強みを持っているはずです。
他人事ではありません。無限の可能性に満ち溢れている人材を社会に送り出すためには、私たち大人が支援していかなくては!