カシラーナカ
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火のないところに煙は立たぬ
最近、テレビをつけると必ずと言っていいほどSMAPの木村拓哉が出ている。
実写版ヤマトの番宣(っつーか映宣?)なのだろう。アニメ版はリアルタイムで観ていたが(歳がバレる)、実写版でもガミラス艦隊の砲撃を受けて傷つき「黒煙」を噴き出しながら航行するシーンがある。実は、アニメ版でもさんざん言われてきたことだが、「宇宙空間で煙は発生しない」のだ。しかし、あのシーンがなければ宇宙戦艦ヤマトではない。そのことを製作サイドはちゃんと分かっていらっしゃる。
なんか「けむりオタク」みたいな発言になってしまったが、消防団たるもの、煙の色や匂いで可燃物や火災状況を把握しておかなければならないため、常に煙の状態に注意する必要がある。
例えば、白煙は湯気の一種なので危険はないが、黄色の煙は可燃物が熱分解を始め「フラッシュオーバー(爆発するように一気に燃え広がる状態)」に至る予兆。黒煙は油が燃えたり有毒ガスが発生していたりと危険な状態で、他にも匂いや煙の量に注意することで火災現場での的確な判断が可能になる…と、こんな具合だ。やっぱり「けむりオタク」だろうか?
これがホントのキムタクならぬ「ケムタク」。なんつって…。
家でも会社でも、何かと煙たがられている私。
いっそイスカンダルまでワープしてしまいたい…。
2010.12.15:
カジヴァーノ埋立地
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