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▼港(苫小牧は港だ)のカフカ

りんちゃんのコメントへの返信。長くなってしまったのでこっちに上げます。いつもにまして禁無断転載。(多分期間限定で隠します)


ひどい大人はナカタの考えでは父であります。子の言い分を信じるのは親の責任でありますが、言い分が与える影響について、社会に生きる大人として受け止めきれるか否かを推察し、その言い分の真実について思慮するのもまた親の責任であります。

よお、おじさん、ガキはウソたくさん言うぜ。おれっちなんかホントにウソばっかしついてたもんなあ。

いいかホシノちゃん、そのウソを真実だって信じる親なら、話を聞いた瞬間に今日とおんなじ方法で学校に訴えるぞ。今日と、おんなじ、方法で、だ。タイミングが肝心なんだ攻撃は。愛の四輪駆動だって攻めのタイミングを間違えれば見切り発車で大恥だ。

僕は父の行為について考察する。父がしたことは一体何だったのだろうと。カラスと呼ばれる少年はいつものように僕の横に立ってこう言う。
「いいかい、まもなく君は転校する。でも自分がいつ、どこから来たのか決して口にしちゃいけない。なぜ転校したかも話しちゃいけない。君はもう野球はできない。君はこれから大いなる砂嵐の中を歩いていかなくちゃいけない。」

それは父の呪いだった。



通勤帰りに打ったメールだから内容にはぐだぐだ言うんじゃないぞホシノちゃん。
2005.08.23:あや
[2005.08.24]
港(苫小牧は港だ)のカフカ --comment (あや)
[2005.08.24]
(りんだ)

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